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他人の料理を真似するのも大切だ。 私は先日、某京成八幡駅近くの「黒ゆでたまご(仮名)」を訪問した。そこで突き出しに出たのは「ジャガイモとピーマンとベーコンの炒め物」であった。突き出しであるから、暖かくはない。しかし、その爽やかさは、空腹を抱えた我ら予備校講師(Bと私)には素敵な料理であった。ジャガイモは腹にたまるのだ。 この料理を自分で作れないものか? さて、全ての食材は千切りだ。炒め物の基本は食材のサイズをそろえること。そしてフライパンに入れるタイミングをずらすのがポイントだ。料理によっては油通しのような「炒めの過程を2段階にする」ことも必要だが、これはそうじゃない。やや弱火でキリっと炒めることになる。 |
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いくつかの小技を紹介する。 手順3では、フライパンはフッ素コートされた軟弱派がいい。中華なべは強火料理、フッ素コート系は弱火料理に使う。 手順4では、ビールのつまみにするならコショウを強く。食事に添えるなら味付けは薄めに。ジャガイモはまぜすぎるとベタつくので注意。 手順4から6では、1分くらいフライパンで炒めながら放置しても大丈夫なので、他の料理と平行して作ることができる。 手順7では、さらに数分炒めてジャガイモを少し焦がすのもいいし、シャッキリとした食感を残すなら早めに完成としてもいい。 応用として、オリーブ油を使い、バターを仕上げに入れるパターン(みりんは入れないが醤油は入れる)もあり、これは洋食系の食事の副菜になる。肉料理が少ないときはこれがいい。 料理のポイントは、組み合わせを検討することなのだ。 |
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