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飲み屋さんを経営してみたい。 そういう欲望、あなたが男子なら、1度は持ったことがありますよね? なに、ない。そういう人は無視。欲望のパターンは2つですね。 1、ソバ打ちが好きなんで・・・。 そりゃあ、あなたが団塊の世代である証拠ですよ。 2、小さなお花屋さんがやりたい・・・。 男子が前提と書いたでしょうが。 まあいい。 飲み屋さんと言えば、仕込み。 仕込みと言えば、串焼き。 串焼きと言えば、巻き物焼き。 というわけで、今回は「俺も飲み屋やるっす!」シリーズでまとめてみます。いつ始まったのか? まあいい。 巻き物と言えば、アスパラですよ。仕入れて、仕込んで、注文を待つ、その心意気。それが楽しくて飲み屋やってんです。やりたいんです。いいですね。仕込みから焼きまで行きますよ。七輪はないだろうから、オイルで蒸し焼き。 1から5までが仕込みで、ここのポイントは3だ。 アスパラはどうしても根元に火が通りにくいから、皮むき(ピーラーが便利!)でサイズを揃えるつもりでやるといい。あっしは根元を使ったほうを10秒早めにフライパンに入れるけど、まあそのヘンは適当でOKだ。 「薄くふる」というのが難しく思うだろう。 これで味がつくのかな、くらいでいい。酒飲みなら強めにすることさね。あ、片栗粉をふるのが難しいかな。指は4本使って、思い切り上からふるとやりやすい。多少キッチンが汚れるから、そこは奥さんにおべっかを使うといいってこった。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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なぁーに、手順が多いわりにフクザツじゃない。 6から8が難しい。 レシピによくある「中火」「弱火」というのは主観が混じるからね、自分流を覚えていくことになる。最初に中火にするのは豚肉に味を閉じ込めるため。弱火にするのは外側の豚肉が焦げやすいから。最後の「フタして1分」はアスパラに火を通すためさね。 自信がない人は串なんかで突いてみて、「ちょい固いか?」というところで皿に取ること。 豚肉があつくなっているから、盛り付けの間に蒸れるんで大丈夫よ。蒸しすぎるとアスパラは軟弱になって良くないからね。 本当は豚バラ肉が最も旨い。 しかしそれはフライパンで素人さんがやるには向かないね。フライパンに脂がたまってベトベトになっちまう。それは炭火を使いこなせるようになってから挑戦するもんだよ。ハナっから『どっちの料理ショー』なんか目指すもんじゃないよ。 まずは、確実に旨いレベルをきちんとこなすことだね。とりあえず、仕込みの楽しさがわかるのが目標ってことさね。 |
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