各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
友人に紹介された鍼(はり)治療院に行ってきた。タイトルは友人が僕の腰痛の話を先生にしたときに、先生が仰った言葉だという。
鍼治療は、1本の鍼を打つたびに脈を診る。先生は瞑目して(=目を閉じること)僕の脈を診る。「聴く」のではなく、「診る」のだ。普通の言葉で言えば「感じる」に近いような顔をしている。
僕の症状はひどい肩こりと慢性的な腰痛。痛いのは腰で、肩は何か硬いもの(刻む前のタクアンに似ている)が埋まっているような感触が常にある。先生が鍼を打って5分もしたとき、彼は僕の肩を再び触る。コリが綺麗に取れている。先生はまだ僕の足にしか鍼を打っていない。
「もう少しコリがあるね。これは肩に直接やらないと」
治療は問診を含めて1時間半近くかかった。1時間以上も電車に乗って帰宅する。腰のだるさが完全になくなっている。
根本から叩く、大切で難しいこと。 |
|