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「そう言われても、コマって何よ?」という質問が出てくる恐れがある。コマというのは1回の授業、予備校によって異なるがおおむね80〜90分のひとつの授業である。中学校などでいえば「1時間・時限(今は45分くらいなのだろうか?)」というやつである。業界用語と言えるかもしれない。
予備校講師の多くは「コマ給」で働く。時給計算をするところもあるにせよ、授業そのものは「コマ」を単位として成立するから、結局はコマ給ということになるわけだ。だから例えば「私は1週間で20コマやっています」と言えば、80分なり90分なりの授業を1週間に20回やることになり、コマ単価αにその数字をかけた数字が「週給」になるわけだ。
今日の僕は6コマだった。外部生向けの講座を2コマ、平常の授業2クラスを2コマずつ、合計で6コマというわけだ。昨日書いたように、僕は基本的に1日に6コマをやることはほとんどない。あっても1年に一桁がいいところだ。非常に疲れ果て、それでもいつもの3倍の収入を得たことを満足に思う。必ずしも望むことではないにしても。
短い休み時間に合否報告を頂いた。僕はその際に「受験、終わりました」というアンケートを個人的に取ることにしている。そこに1年間の感想を書いてもらうわけだ。彼女は第3志望に進学する報告だった。
「悲しいけど受験は他の人の平均を越えなければ合格できないのですから・・・」
自分を評価するのは自分でしかないけれど、合否という評価をするのは他人であり、それは相対的な評価である。悲しいけど、受け入れるべきこと。受け入れるしかないこと。
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