各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
今日は城南予備校で浪人生のクラスがスタートした。これで今年の僕の通年担当クラス15クラスとオプション系講座2クラスが全て始まったわけだ。
総武線快速の冷房がきつい。半袖シャツと半袖Tシャツで授業をしているが、用心してカーディガンと長袖シャツをリュックに入れておいた。それでも寒い。リーマンはスーツだからしょうがないけど、それにしても何とかならないものか。
浪人生の2クラスはつかみ所がない。まだ初日で、その緊張が僕にも生徒にもあることだけ感じる。
現役生は2回目だ。
N1クラスは少しリズムがつかめた感じ。最前列に座る生徒の予習正解率が極めて高い。とっておいたコピーにリーズニングを書いて、それを見ながら授業についてくる。僕が要求する「解答ではなくリーズニングの正解を追及せよ」という言葉がうまく伝わっているみたいだ。でもまあ、大人数なので一部かもしれないけど。
レベルが一つ上のS2クラスはまとまりが出てきた。割に単調な時制という項目ではあったけど、悪くない。生徒が相談に来る。早稲田の商学部が第1志望だけど、S2で大丈夫かと。僕の答えは一つしかない。
クラスレベルではなく、今やっている勉強を最善のものにするだけだ。
1年たてばわかること。クラスレベルではなく、合格した大学で世間はあなたを判断するのだ。
最上位のSS・S1クラスは早くもプリント演習に入る。今年度、かなり問題が簡単になって入りにくくなった(簡単な問題では実力差が出にくく、ワンミスが合否を分けてしまう)立教大学の問題。演習をさせると、本当に持っている実力が簡単にわかる。案の定、簡単に見える問題でボロボロと取りこぼしが出る。
僕はこういうとき、徹底的に生徒を叩く。間違えた問題の問題点を指摘し、間違える理由になった思考プロセスの甘さを具体的に(これ重要)示し、その愚かさ・安直さを責める。容赦はしないし、ゴキゲン取りはしない。生徒に傷があれば、そこに塩を塗り、からしも刷り込み、七味唐辛子をかけて、仕上げにナメコ汁をかける。
英語にspoiled children「甘やかされた子どもたち」という表現がある。スポイルしたのは誰なのか、そこを真剣に考え対処する必要がある。
卒業生が二人、質問が7人来る。決して悪くない感触のスタート。横浜校に向かう道ではツツジが満開だ。桜のあとに咲く花。
総武線快速の冷房と、初日ならではのハイテンションで喉が痛む。少しだけ風邪の兆候を感じる。
|
|