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学歴社会 4月24日
  「僕を理解したほうが、そちらだってやりやすいでしょう」
  「失礼します」
  例によって今まさに「冬のソナタ」を観ている。ヨン様(という呼び方になっているそうです)とヒロインの恋はどこから始まるんだろう。ドラマなのに心配だ。

  4年生になる元生徒様からメールを頂いた。W大学で、NTTとIBMを蹴っ飛ばして某超大手通信会社に内定が取れたそうだ。いまどき、すごい話だ。
  なかなか興味深い記述がある。ちょっとだけ無断で引用します。

>ゼミの仲間はもうほとんど就職活動をやめているみたいです。あんまり勉強しない馬鹿ゼミだと思っていたのに、知らない名前の会社から内定もらっている人はいませんでした。

  知らない名前の会社に入るのが普通だと思っていたのでビックリする。僕の友人にも1部上場企業の人が数人いるけど、僕はどの会社も知らなかった。

>やっぱり就職活動していると「学歴社会」を感じざるを得ません。銀行のリクルータがばりばりそうですが、学部も政経はかなり強いみたいです。商学部の女子は東京三菱銀行で一人って決まってたり。東大は文句なしに強いですが、Wや慶応で得したって人結構いるはずです。もちろんWは人数が膨大ですから、就職活動している人自体が多いんだけど。

  やっぱりそうなのだろうなあ、と思う。正論がどこにあるかはともかくとして、倍率の高さから考えれば最初の「絞り込み」では学歴優先になるだろうことは推測がつく。自動的に学歴の高い学生が就職で有利になる。それは決して責めるべきことではないし、何よりもそこにある事実なのだ。
  でも、と思う部分もある。そう、我々のほとんどは高学歴を手に入れられないまま生きていくのだ。現実に、僕もMARCHと呼ばれる大学群(明治、青山学院、立教、中央、法政)の文学部の出身だ。だからと言って、自分の人生に不満があるわけではない。難しい問題なので今日のところはここまで。

  どうも風邪が完璧に抜けないようだ。声がおかしいまま4コマを終える。明日はまたまた朝から4コマだ。今目の前にあることをちゃんとやること。家事だって授業だって受験勉強だって将棋だって同じじゃないですか。

  ああ、「冬ソナ」、面白くなってきたなあ。早く寝ないと。
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