予備校講師でわるかったな!





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休肝日達成祝い 5月14日
  僕は一つの達成をした。本当に昨日の夜は一滴もアルコールを摂取せずに眠ったのだ。病気の時を覗けば(2002年の大晦日だ)これは3年ぶり以上の快挙である。祝福のビールを飲まずにはいられない。

  9時過ぎに布団に入り、10時前には眠りに落ちたようだ。そして朝の6時まで目覚めなかった。言い換えれば、6時に目覚めて「ああもう8時間以上も寝たのか。起きてもいいだろう」と思ってから1時間半も寝たのだ。24時間以上に渡ってアルコール分解作業から解放された我が肝臓が喜びの声を上げている(だろう)。
  朝食にホットサンドイッチを作り、少し勉強をしてから杉並区に鍼治療を受けに行く。午後一番の患者で、先生が気合の入った顔で迎えてくれる。

  先生は鍼だけを担当される。お灸は手下(というのか)の先生たちがしてくれる。その日の予約状況によって先生の出番のタイミングは変わる。しかし今日は午後一番であったので、先生が直接僕を出迎えてくれた。僕をベッドに導く手下の先生はすぐに退場する。A先生の気迫を感じる。
  正直に言って、僕はA先生が怖い。鍼を僕の体に入れる瞬間はもちろん、脈を診るときもとんでもなく真剣な顔をされる。話しかけるなんてとてもできない。それはあるいは僕の授業と同じなのかもしれない。僕は真剣に思うのだけれども、真剣みのある人の顔が好きだ。自分のなすべき行為に向かっていく顔。集中し、戦う顔。

  恒例となったカニ移動で千葉へ。惑星直列の男クラはなかなかいい顔が多かった。後半のBクラスは授業準備のできていない顔が一部にある。僕が挨拶をしてからテキストを広げだすのだ。予鈴で授業の準備ができていない。小学生に近いと言える。そういう小さなところから、大きな差ができていく。

追記:
飲んだくれ講師Bから特別投稿を頂きました。「鯨の家」に掲載します。
「エッセイとして載せろ」というので、「あの・・・おいらのHPなんだけど・・・」と申し上げたら、「ふざけるな。俺がネタに使われて俺の意見が載せられないわけないだろ」と逆ギレなさっていました。ぶつぶつ僕が言っていると、「そうか、そういうことを言うのか。だったら来週から毎週水曜日は飲み会だ。覚悟しておけ」と恐喝されました。予備校講師の特徴として、「他人の意見は聞かない・他人よりも自分が絶対的に正しいと思っている・理不尽なことでも気にしない」というのがあります。くじらくん風に言うと「怖いよう」となります。
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