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実に梅雨らしい湿度の高さである。繰り返し書くように、わたしは湿気を強く憎んでいる。ちなみに湿度が低すぎる冬も憎んでいる。ついでに書けば暑いのは大嫌いだし、寒いのも大嫌いだ。こういうことをあちこちで言っていると「それは単純にわがままと言うのではないか」ともっともらしいことを述べる輩(やから=連中、みたいな悪い意味)もいる。とんでもない話である。わたしは快適な状態を好むだけなのだ。快適さを志向せずに現代文明が成り立ったわけがないではないか。
現在の家に移った年の梅雨入り前に除湿機をためらわず購入した。洗濯物を部屋で干すのが主目的だ。いくら風が入るといっても、湿気を根本から解決するためには除湿するしかない(よく読むと当たり前のことだが)。わたしは汗かきであるせいもあるのだが、またあるいは顔に似合って潔癖症なのかもしれないが、常に着替えをする。パンツを1日2回代えるくらいは日常である。したがって洗濯物が多い。
我が家には洗濯物乾燥機を置くほどのスペースがないので(本当は買うお金がないので)、全ての人生の目的は洗濯物を干すことになる。嫁探しも大切なのは言うまでもないが、とにかく干したいのである。
例によって6時間弱の睡眠で8時過ぎに目覚めてみたら晴れている。ぉぉぉ!と叫び声をあげて除湿機のスイッチを切りベランダに出て「干しまくり」状態に入る。もちろん布団も干す。なんという素晴らしい1日の始まりなのだ・・・。
あまりにも幸せなので昼寝をすることにする。お昼過ぎに目覚めたら雲が出はじめている。
昼寝から覚める直前に夢を見た。わたしは漫画家で、8年越しの構想を結実させる大作に挑み始めるところなのだ。そのタイトルは「母ちゃんの空」。
・・・しかしその内容はエロ漫画なのであった。湿気は嫌いなのだ。
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