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文殊の知恵。というそうだ。文殊って誰か知らないけど(人なのか?)、「三人集まればよい知恵も出るよ」という意味らしいです。
しかし市進の講師が3人集まればアンケートの話である。今日は2人の講師と軽く盛り上がった。
僕は「軽く盛り上がろうではないか」と呼びかけただけだが、結局2人を残して僕だけ終電で帰ってきた。今は午前2時だ。
アンケートの扱いは難しい。それは生徒の評価であり、また同時に査定の評価にも使われるものだ。生徒の主観評価がどこまで整合性を持つのか疑問なところもあるし、それはそれで生の声を重視するという見方も当然ある。僕はコメントを重視するが、これが正しい利用方法なのかは不明。生徒の声を重視するだけではダメだし、軽視するだけでもダメだともわかっている。議論は煮詰まらない。それぞれがそれぞれの考えを持つのが予備校講師なんだ。
市進の最終週がスタート。しかし期末試験の最中で出席率がひどく悪い。Dクラスは8割、Bクラスは6割だった。時代の流れもあるだろう。実際、指定校推薦がある生徒はそうなるのも仕方がないのかもしれない。ただし、そこをどう考えるか、どう行動するかは生徒の選択であり、僕には意見を言う権利がない。
一つだけいえるのは
「今日の項目がヌケになって落ちてもそれは君のせいだ」
ということ。この記述が冷たいと一瞬でも思うなら、君は受験生として3流以下だ。そのくらい、予備校講師はギリギリの線を探して授業をさせてもらっているのだ。 |
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