予備校講師でわるかったな!





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名誉も家も金も要らない 7月11日
  5時間睡眠で9時半に市進市川校へ。MARCHレベルを狙う体験授業だ。内部生混合でもあり、なかなか盛況。12時15分に校舎を出る。
  千葉へ向かう電車(a train for Chiba)の中で、小学生のころに好きだった女の子そっくりの女性を見かける。もちろん今は30を過ぎているようだ。野田秀樹の本を読みながら、ひどい疲れと睡眠不足のなかで、昔のことを考える。たとえ何があったとしても、僕は好きだった女性のことを忘れないように努力している。そこに意味があるかないかなんてどうでもいいのだ。しかし小学生時代は大昔になったな。

  1時前に千葉に着く。駅前の「そごう」で夕張メロンを購入し、昼食にカレーを食べようとしたら大混雑。くそっ、日曜日なのか。弁当を買って校舎で食べる。
  2時から千葉校で再放送の授業。こちらも同じ設定で、生徒の雰囲気も同じ。MARCHレベルは工夫しだいで「受験ど素人」が合格できる。基本に忠実になるのが8割、まやかしのテクニックが2割で合格点を取れる、ただし大切なのは思考力。千葉校では同様の夏講を担当しないのでちょっと残念。全訳しているようじゃダメだって伝わればいいけど。

  4時26分の電車で蘇我へ。京葉線に乗り換えたら男子高校生7人組が大騒ぎだ。まるで小学生の遠足のように、じゃれあっている。携帯で大声でがなるバカな若者のほうがもっとましだ。ここは茨城県のローカル線なのかよ、という感じだ。
  京葉線の某駅で降りて、某予備校講師と落ち合う。新居に招待してもらう約束だったのだ。もちろんメロンは手土産だ。
  彼と同居する女性が、とんでもないご馳走でもてなしてくれる。新居も名誉も金もいらない。僕がこの料理を作れればいいのにと思う(ちょっとズレてるな)。

  限界まで食べてから将棋を指す。珍しく僕が格上なのでコマ落ち(ハンデ戦のこと)で教えさせていただく。勝敗なんてどうでもいい。大切なのは時と予習を忘れて楽しむ時間だ。
  でも、ちょっとexhaustedだ。疲れて、くらくら。
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