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城南予備校では「夏の学習計画」というものを提出させられるようだ。英語はこの時期までになにをする、古文はこれをやる・・・みたいな計画表だ。社会人からすれば 「お前らあほか? 小学生か??」 と思うかもしれない。
生徒様の相談が相次ぐ。僕の答えは1つ、 「いいからHP(web site)観ろよな。全部書いてあるんだよ、そういうの」。
チューターという生徒指導専門の人が珍しく授業前に僕のところに寄ってくる。
「これから2ヶ月間単語テストがないので・・・」。
授業中に行う単語テストがなくなるから生徒が単語の暗記をさぼってしまう、だから注意喚起をしてくれというのである。社会人からすれば 「お前らタコか? 小学生か??」 と思うかもしれない。
社会全体の幼児化は、高齢化社会のせいだとする考え方がある。つまり高齢化が進むために成熟するまでの時間がかかるのだ、ということである。まあこれは一つの論だと思う。死ぬまでの時間が長ければ成熟するまでに時間をかけることができる。
しょうがないからN1とS2で説教する。単語や熟語の暗記は野球選手のランニングと同じなんだと。小テストのためじゃなくて、受験のために毎日続けることなんだと。
しかし僕は抽象的な話や精神論が嫌いなので、具体的にどのように進めるか説明する。新しく覚えることと同時に今までの既得知識を確実なものにすることがコツなんだって。
今日で僕の一学期は終わり。一日だけ休んですぐに夏の授業だ。と書いていたら、たった今、公認アドレスに生徒様からメールが来た。
>今日は一学期最後の授業、ありがとうございました!
こういうのって結構素直に嬉しいですね。
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