予備校講師でわるかったな!





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149分の149 8月30日
  市進の夏期講習は本当は昨日が事実上の最終日である。今まさにパンフで調べてみたが、今日授業を行わせて頂いたのは全ての校舎で僕だけのようである。しかし「E期」の設定は30日までになっているので、僕は図々しくも「E期は28から30まで3日間講座にしてくれたまえ」と上の方の偉い人に土下座して頼んでいるのである。理由は単純に僕が6連休を欲しいからである。

  英語の、というかアメフトの表現にone more effortというのがある。倒れる前にもう少しだけ、1ヤードでもいいから前へ進むパフォーマンスのことをいう。僕としては、受験生にも定例試験前日までもう少し努力してもらいたいと思っているから・・・というのはウソで(悪魔)、やっぱりこれは僕の個人的な都合である。出席してくれた生徒に感謝したいと思う。同時に上の偉い人にも感謝したいと思う(ヨイショも大切だ)

  でもまあ、現実的に講師は自分ひとりという状況も寂しいものだ。スタッフは気を使ってくれて、冷蔵庫に隠していた(と思われる)RポビタンAを出してくれる。バイトの皆さんのお土産のセットまで机の上にそっと置いてくれる。また一方でバイトの皆さんも「なんだ? なんで講師(しかも信原かよ?)がまだいるんだ??」という表情で挨拶してくれる。

  猛烈な勢いで授業をこなしていく。教壇に立つ前は「残りは・・・」と考えるけど、立ってしまえば気持ちが入る。それだけ毒舌トークもさえる。休み時間のたびに、カウントダウンが進んでいくことを知る。それを語る相手はいない。予備校講師なんて、いつも一人なんだ。

  帰宅して急いでプールへ。16分間真剣に泳ぐ。
  食事をしながらテレビを観る。アテネも終わった。僕の夏も終わった。
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