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負けられない 9月20日
  電車は空いている。月曜日特有の「まじかよやってらんねーよな月曜なんかよう」という空気も流れていない。だから僕が「まじかよ信じられねーよな祭日出勤かよ」というビームを周りに撒き散らす。受け取る(でいいのか?)通勤者がいないのが問題点。

  浪人生の授業が終わったあとの空き時間で校舎長の先生と7月のアンケートについて打ち合わせ。今年は点数があまり良くなかったので気にしていたのだ。自分としては去年に指摘された問題点を改善するように努力したのだが、点数には反映されなかった。努力は簡単には報われない。
  自分の感覚としては「うまく行ってるな」というクラスがイマイチで、「ちょっとまずいかなあ」というクラスがキッチリと良くなかったのだ。そういうこともある。人生の9割は不幸の連続で、1割が幸福であるという考え方もある。大切なのは気力を落さないこと。気力は運(幸運)を呼ぶことがあるが、その逆はレアケース(=rare case=珍しい場合)なのだ。

  これはもうクビなのかもしれないな、このサイトも閉鎖するしかないかな・・・と思っていたが校舎長の先生は僕の長所を強く指摘してくれる。ヨイショは不愉快だが励ましはありがたいものだ。
  といい話になるかと思いきや(いつものパターンだ)、打ち合わせが終わったあとの話題。

校舎長「で、先生は将棋をされるのですか?」
ベッカム「(ふっ、サイトを見たのか)ええ、コマを動かす程度は」
長「ほう。それでは1回対戦しないといけませんな」
ベ「(おいおい、俺は2万円オーバーのコマと盤を持っているんだぞ、持ってるだけだが)・・・」
長「実際に将棋ができる人っていないんですよね」
ベ「私、ナマで、ええと、指すのは2ヶ月に1回もあれば多いほうで」
長「指しましょう! 直前講習のあたりで」
ベ「ええもちろん(そんなヒマがある時期じゃないだろ)」

  実現したら結果を報告します。千葉から将棋盤を持参するのかなあ?

  生徒からの質問が相次ぐ。祭日でもあり時間の余裕があるのだろうか。いろいろと話をするように努める。初めて話す生徒が多く、訊いてみると面白い答えが帰ってくる。
  下らない内容でも相手の意見を聞くこと。意見を交わすこと。当たり前でありながらできないこと。そして校舎長との対局は負けられないのだ。
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