予備校講師でわるかったな!





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新旧交代 9月24日
  昨日の夜は日記を書いたあとで久しぶりに長電話をした。昔の同僚講師からウイルスメールが来たので連絡してみたのだ。2年に1回くらいしか会って話す機会がない人なのでちょうどいい。PCの不具合に対する怒りや嘆きや悲しみのことを僕はよく知っている。それはやり場のない怒り。
  1時間くらい話している間にワインが1本カラになってしまった。正確に言えば僕は話(グチあるいは嘆き)を聞いていただけだったんだけどね。ある種のボランティア活動かもしれない。

  早起きして5年ぶりくらいの生卵ご飯を食べてから(新米の喜びよ!)再びPCと向き合う。設定変更の申し込みのプロセスに間違いがあったことに気がつく。専門用語が全く理解できないのでネット上のヘルプが実に役に立たない。しかも選択肢が多岐に渡るから理解速度を上げる必要があり、それでいて理解速度は僕の足りない脳みそでは上がらないのだ。だからといってプロに丸投げ(=全て任せること)していては何も進歩しない。ステップアップしたければ自分で解決するしかないのだ、どんなに苦しくても。

  千葉校から帰る前にある講師の先生に「アイポッド買ったんですよ」と言われて見せてもらう。よくわからないが、MDのような音楽端末の一つである。簡単に言えばウオークマンみたいなもので(システムは別として)、音楽を1000曲録音できるという。彼女が持っていたのは女性向けの機能レベルが低いもので、普通は1万曲が収まるという煙草の箱より小さい機械。聴かせてもらったら音質はMDと同じかそれ以上だ。ただし操作性がちょっと悪く、充電池のもちは8時間程度。3万円しないという。
  訊いてみれば、PC経由でCDから録音するのは簡単だという。これがあるならウオークマンなんか要らない。

  時代は進んでいく。それに追いつくための努力を惜しんではならないと思う。古いものが良かったとは誰にでも言えるし、それは事実だ。しかし新しいことを取り入れているからこそ、そのセリフは格好いいんだろうなと感じる。吸収できていない人が古きを懐かしむのはただの懐古趣味で終わりだ。「今もいいけど昔は良かった」と言えて初めて一人前だ。それはまだ僕ができていないこと。でもまあ実際、PCの設定に苦しんでいる俺は負け犬だよなあ(泣)。
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