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ミスチル聞いて実家へ。 10月6日
  3日続きの雨は終わる。私は8時16分に目覚める。日差しが寝室のカーテンからこもれんばかりだったのだ。
  洗濯物を干した後、軽い朝食をとりながらテレビをみながらなおかつ新聞を読む。水野真紀が妊娠しましたと報告。おいお前結婚したば っかだろうと思ったら結婚は3月だった。くそう。私の子ではないらしい。

  9時から仕事。10時になったので近くのパン屋さんに行く。水曜日は安売りの日なのだ。焼きそばパンなどというワイセツなものを買 って食べる。布団を干す。11時からPCに向かう。1時までかけてアドプリの原稿(焦燥の秋編:仮題)を完成させる。ここからアップ まで時間がかかる。
  1時から仕事に戻る。2時過ぎたら気力がなえてミスチルをかける。イノセントワールド。乾いた秋の空気に似合う。私は秋が一番好き なのだ。

  3時を過ぎたのでプールへ。どうしても秋は太ってしまう。極限まで体を痛めつけても体重は減らない。やはり老化しているのであろう か。気力だけは高校生に負けないつもりなんだが・・・。
  時間がない。しかし私は衣替え第1弾に入る。私のそれは5回計画である。今日は押入れから引きずりだすだけ。


  慌てて実家に向かう。特別な用事はないが、顔を見せて食事とビールをご馳走になるのだ。ひたすら 聞き役に回る。父にはネットサーフィンのコツを教え、母からは愚痴を聞く。次男坊の私はとにかく吸収するのが役目だ。そして地震が来 る。震度4くらいか。

  帰りは電車が遅れていて帰宅に苦労する。どうしても時間が足りない。朝から目いっぱい動いたはずなのに、人生は進まないような気が する。明日は早起きして独りデートを楽しむつもりだが、すでに午前1時を過ぎている。
  もっと動かなければ。もっと世界を広げなければ。それを目指して動けないのも一つの人生。しかし、桜井君の唄はそんな私の甘さを責 める。

「いつも帳尻をあわせるけど・・・(中略)
日のあたる坂道を登るその前に
またどこかで逢えるといいな」

  ばかやろう。誰に、どこで逢えるというんだ? 俺は、帳尻をあわせるだけでも精一杯なんだ。
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