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レベル3の二日酔い 10月12日
  5時間ちょっとの睡眠で起きたのは8時前。新聞休刊日であり、雨模様。機嫌が悪い。
  昨日はどれほど飲んだのだろうか? 正確な記憶がないが、ビール2杯のあとで焼酎をロックで5杯くらいか。帰宅して日記を書きなが らワインを1杯。そんなにたくさん飲んだわけじゃない。横浜駅で終電のためにダッシュをしたくらいだ。


  二日酔いの僕の基準は5レベル。明らかに今日は3レベルだ。その基準は以下のとおり。

まず、吐き気や頭痛はない。次に食欲もない。強い疲労感を持ち、人生に対する前向きな気持ちが出てこない。

  駄目だこりゃと2度寝に入る。お昼前に目覚める。いやはや、やってしまったなあと思う。
  二日酔いになると「もう酒はやめよう・・・」という人がいるが、僕からすればおバカな感想である。酒をやめることでは解決しない。 酒をやめる誓いが破られれば同じことになるからだ。これは受験生も同じだと思う。模試の偏差値が悪い。その原因は勉強してなかったこ とにある。だから今日から勉強しよう。何も解決していないことに気がつかないのだろうか。
  よく年収300万円時代がどうとかこうとか言われているが、僕に言わせれば「もう酒はやめよう・・・」などというリーズニング(= 理由づけ)しかできない程度の知性なら、300万もくれてやる価値はないと思う。やるべきことは善後策。

  大量に水分を取り、排泄する。そして眠る。肝臓は並外れて強い臓器なので寝ることによってアルコール分解に専念してもらうのだ。そ して目覚めたら再び水分を取り、活動する。多少つらくても食事をすることで体内に循環が起きはじめる。しかし体がつらいので少し横に なる。もちろん予習の再チェックをしながらだ。
  そしてプールに行く。サウナで汗をかく。この際も水分補給を徹底する。西城秀樹ではあるまいし、ムリをしてはいけない。そしてゆっ くり泳ぐ。汗を出すために泳ぐのだから、スピードを出す必要はない。

  仕事に行く前にはアルコールは抜けている。念のために歯を丁寧に磨く。万全ではないが平常の体調に近くなっている。
  3コマをこなし、帰宅してシャワーを浴びる。夕食の支度をする。そしてビールを飲む。当然のことだ。日本酒も飲む。ついでにウイス キーを飲みながら日記を書く。

  当然のことを積み上げる。そんなことができなくて年収の低さを嘆く資格はない。偏差値の低さを嘆く資格もない。後悔より反省より善 後策をとることが重要なんだ。
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