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The end justifies the means. |
10月14日 |
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ぐふふふ。今日は若い娘たちに囲まれる予定なのだ。ピチピチの19歳ばかりである。
ムフムフ。それはまるで果物のようだ。
なぜ女性を果物にたとえる表現方法が一般的なのかは知らない。および世間の目、嫉妬
、ヤッカミ、羨望なども無視する。果物の大皿の中に座るのだ。
「よ、よ、予備校講師とはそんなに美味しい仕事なのかぁぁぁ!」
という中年男性の叫びが聞こえてくる。じゃ、さわやかにいってきまーす!
と書いたのは出発前。私はキッチリとプールで800M泳ぎ、キッチリとKENZOの
オーデトワレを首筋に指し、キッチリと秋めいたファッションに身を包み待ち合わせ場所
に向かった。
そこは横浜の「みなとみらい」駅である。果たしていくつの果物、じゃないや何人のピ
チピチ娘(しかしワイセツな表現だな)が私を待っているのであろうか?
5人であった。19歳が5人。そして合コン(ではないかな)場所は横浜赤レンガ倉庫
の「すみれ」というお洒落な店である。海が見え、そこには船が行きかう。しかも倍率は
0・2倍である。それでいて19歳である。太文字を多用せざるをえない。これは犯罪な
のだろうか? 否。私が誘ったわけではない。男子またはオスが私だけになるように画策
してくれたということであろう。まさに粋な計らいと言えなくないか? いくつかの選択
肢から自由に選ぶことができる、何かのシステムに似ているような気がする。それが何だ
ったかは思い出せない。
ここで人格が入れ替わる。
しかし、19歳の女の子が集まるとウルサイのなんの。結局、店には3時間ほどいたの
だが、僕がしゃべったのは5回くらいである。どんなに多くても10回の発言の機会は与
えられなかった。
「おなか空いたぁ」
と言ってモリモリ食事を始め(誰も酒なんか飲まない)、
「おなかイッパイ〜」
と言っては共通の知人の人間関係に属する噂話をモリモリして、
「きゃー、デザート食べたぁ〜い」
と言ってモグモグ食べる。元気だよねえ。
挙句に赤レンガ倉庫を出るや否やケータイを取り出し、写真をとりまくる。誰もカメラ
を持っていないので僕が撮ってあげる。わざわざ僕がデジカメを持参したのだ(言ってお
くが、俺は君たちの恩師である!)。
「ホームページに絶対載せてぇぇ!」
でもまあ、楽しかったのは事実である。かわいい女の子たちが楽しく盛り上がっている
ところに34歳のオジサンが同席させて貰ったわけである。若い人の意見を聞けて楽しか
ったということではない。僕はそこまで老成していない。ふだんの生活では自分が接する
ことができなかった空気を吸い込むことができたのだ。
最後に、件名は「うそも方便」と訳す。直訳は「目的は手段を正当化する」、つまり目
的があれば多少のインチキ・ウソはオッケー、ということである。もちろん今日の日記と
は何の関係もない(ことにしておくか)。
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