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会話の楽しみ 10月25日
  城南予備校も完全に後半戦に入った。
  それに合わせた昨日の秋アドプリアップである。


  浪人αの男子生徒が質問にきて、それが終わったあとに話し出す。
α「先生の授業が終わった後は」
べ「はあ(なんだなんだ?)」
α「まるで運動をし終わったあとのようです」
べ「ええと(なんだそれは?)」
α「思いっきり汗をかいた後のような
べ「はあ・・・(俺の担当科目は体育じゃないぞ)」
α「そういう感じです」
べ「それって、誉めてくれてるのかな?」
α「当たり前じゃないすか」
べ「・・・」

  浪人αは英作文中心で、わりにタンタンと授業をしている。


  浪人部チューターM先生がやってくる。
M「先生、βの単語テスト順調ですね」
べ「そーなんすか(知るか)」
M「2回目なんか、平均で98点を超えてますよ」
べ「じゃあ少し(生徒を)誉めてやったら」
M「駄目です!! あいつら(生徒)すぐ調子に乗りますから」
べ「いいじゃないすか、まあ人間レベル(生徒様)にはなったみたいだし」
M「先生、なんかおかしいですね?」
べ「何がですか?」
M「ヘンに優しいじゃないですか、キャラにあってません
べ「・・・」

  浪人βは1回目の単語テストのデキが悪かったので、最低点から指名して締め上げた( Mチューターはこの事実を知らない)。


  帰ろうとしたら現役女子S1の生徒がやってくる。
S「先生、帰らないでください」
べ「やだ。千葉は遠いんだ」
S「英語の成績がドンドン下がっているんです」
べ「勉強してないか、馬鹿だからだ、知るか」
S「9月のマーク模試とK合の模試が帰ってきて」
べ「(俺の今の話は聞いてないのか)悪いってどのくらいだ?」
S「どのくらいだと悪いと思いますか?」
べ「S1だよな。60を切らなければ問題ない」
S「しっかり切ってます」
べ「死ね」
S「どうやって勉強すればいいですかね?」
べ「それは生き方を質問するようなものだ(俺の話は全く聞いてないのか)」
S「えええと、how to liveですね??」
べ「・・・」

  なんとなく楽しい1日であった。
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