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結局、昨日は夜更けにビールを飲んでしまった。
さっくりと10時に布団に入り、「あれ? 前にも休肝日にできたとか何とか日記に書
いたな?」とか考えていたら眠れなくなってしまったのだ。玉ねぎとケチャップでサルサ
ソース風味のつまみを作ってビール1リットル。
7時に起きてすばやく行動。千葉県は佐倉にある「川村記念美術館」に向かった。佐倉
というのは成田の手前にある辺境の地、違った、けっこう田舎の町である(フォローにな
ってないな)。佐倉まで行くのも大変だが、駅から美術館までバスで30分である。
そんな田舎でピカソ展をやっているのだ。しかも常設展(=その美術館が個人的に所有
する作品を展示すること)のレベルも非常に高い。言っては何だが、しかし言うが、こん
なド田舎でピカソ、モネ、ルノワール、シャガール、尾形光琳などが観られる。
しかもガラガラ(当然だ)で、堪能した。これほどの美術館は珍しいのではないか。僕
の少ない経験では文句なしのトップ。秋晴れの休日は充実する。
いったん帰宅してから今度は都心へ。銀座を軽く散歩して買い物をする。ええと、靴下
1足1050円だったけどさ。
大学時代の友人T君と中目黒で待ち合わせ。中目黒で流行の「モツ焼き」で飲むという
イベントである。無茶苦茶に安い店で、無茶苦茶に汚い店で、2時間ちょっと飲んで食っ
て1人2500円もしなかった。お互いに足も腰も痛くなって、「椅子のある店に行こう
」と2次会。
今度はちょっとお洒落な和風居酒屋で爽やかなつまみ(湯葉さし、エシャレット)で軽
く飲む。T君と僕はもう15年近い付き合いであり、1年に3回も飲めればいいほうなん
だけど、いつも楽しい酒だ。世間話、真剣な人生についての議論、バカ話、愚痴。
クタクタに疲れて、それなりに酔って、この日記を書きながらビールを飲む。いい休み
じゃないか。僕は一人だけど、僕を見守ってくれる友人がいる。T君であり、ピカソ君で
ある。支えてくれる人たち。
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