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やはり昨日は飲みすぎて寝坊。冷たい雨を見ながら授業準備をする。卵とネギを買い忘
れていたので雨の中に買い物へ。ついでに切れかけていたサラダ油と醤油をヤクルトを購
入。
5限の授業が終わって階段を下りていたら僕が教えてない生徒たちが話している。
A「まじ、答えばっかで意味ねえ」
B「なにあの、ことわざって、全然わかんねえし」
A「あんなの中堅(大学)じゃ出ねえ」
B「ああたりかった」
まさに受験シロウトの意見である。確かに英語のことわざは出題頻度が低いが、某中堅
上位大学では(毎年学部は違うけど)出るし、出るとなればまとめて出題されるのが普通
だ。つまり意外に点差がついてしまう項目なのである。
僕の生徒には、どの中堅上位大学で出るか、どう対処するかはちゃんと授業で話してある。今年に(まと
めて)出題された大学の問題も僕は抑えてある。市進の場合ならDクラスの長文で「目的
は手段を正当化する」を扱ったし(endの名詞で辞書を引くべし)、城南ならN1クラス
で先々週(だっけか)まとめて扱った。小さなところで差をつけるのが受験生の大切な法
則なのだ。
古文のO先生に質問される。この日本語(通釈=日本語訳)はどうよと。「そうなし上手」の通釈である。
べ「原文は?」
O「そうなし」
べ「国士無双だから、比べるものがない達人、じゃないと意味がないです(注:そうなしは双なしと書く)」
O「だよねえ」
「国士無双」は麻雀の役の一つだが、漢文では何かの故事である。僕が知っているのは前漢の高祖劉邦の臣下「韓信」のあだなである。国土に並びたつものがいない男。凄まじく強かった武将である。
Big oaks from little acorns grow.(大きな樫の木も小さなドングリから)
小さなことから大きなことが成し遂げられる。日常に使わなくても、知っておくことがいつか役立つことわざ。受験勉強を機会に知るのも悪くはないよ。
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