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rather hard to accomplish |
12月4日 |
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セントジェームスのカットソーを着て授業へ。昨秋のピカソ展で買ったもの。ピカソが
晩年近くに愛用した、白地に青の線が映えるボーダー。このフランスのブランドはボーダ
ーが得意らしい。ちょっと縮みやすいけど、デザインのシックさが素敵だ。
やはり、ここ一番の授業では好きな服を着るみたいだ。今日は市川校のCとBクラスが
最終回。大雨の予報で、校舎移動なのでスーツの気分じゃない。
最後の授業には感慨がある。まあ講習があるから生徒様とそれでサヨナラというわけじ
ゃないし、市進はクラス替えが多いシステムなので1年間教えさせて頂いた生徒様ばかり
じゃない。それでもとにかく、この最終回のために53回の授業を構築してきたのだ。
Cクラス。他クラスの生徒様の態度が悪いので廊下に呼び出す(もちろん演習中である
、真面目な生徒様に迷惑をかけてはいけない)。廊下で猛烈に、かつ冷静に説教する。最
後の授業の週に、他クラスされた講師は悲しいだろう。同じ1回だが、違う1回でもある
。僕だって、あくまで気持ちの上だけど、素敵な最後にしたい。僕の生徒様が他クラスし
たら悲しい。
教室に戻って解説を始めようとしたら、ワイヤレスマイクを切り忘れていたことに気が
つく。同じフロアーだと無線が通じるので、今の説教が演習中の教室に筒抜けだったに違
いない。教室の空気が固まりまくっている。怒りと悲しさに震えていて失敗してしまった
。すいませんねえ(苦笑いするしかないな)。
Bクラス。千葉校と同様に、まずまずの手ごたえ。最後の演習で整序問題を扱う。例に
よって「正解部分は記号ではなく英語で書いてください」と注意する。しかし、それでも
カタカナで書く生徒様が3人。
指名する。千葉工業大学の問題。3人で5問。正解率0%。
「まあそんなもんでしょうね・・・。どれだけ言ってもわからないんですから、浪人予備
校の検討でも始めたほうがいいですね・・・。頭の中で並べ替えができるわけはないです
から・・・。いつまでもカタカナで書いて、いつまでも浪人してればいいんじゃないすか
?」
感動の最終回を迎えるのはなかなか難しい。 |
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