予備校講師でわるかったな!





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十分条件ではなくても。 12月14日
  講習期の講師室は多士済々(たしせいせい=優れた人材がたくさんいること)だ。まし てT期(市進では高校の冬休み期間前のターム)ともなると、なおさら。

  現代文はF・Kの両氏。お二人とも僕よりはるかにベテランである。たとえ大手予備校 ではなくても(なんて書いていいのかな、まあいいや、あれ、本当にいいのか?)、10年以上第一線 で教鞭をとってきた二人である。僕くらいの中堅講師では自分から話しかけることは儀礼 上できない。きちんと挨拶をするだけ。
  数学はBBQ講師C。彼は僕とほぼ同期・同年齢である。拝顔の名誉を賜るのは夏の講 習以来である。
  古文は新進気鋭の若手S氏。僕が市進で働き始めたときくらいの年齢である。生徒に対 して傲慢なのも、年配者に対して礼儀正しいのも若いころの僕に似てるなあ。


  演習授業なので、今までの生徒様の努力のレベルがよく見える。ただ単に授業を聞いて きただけの生徒様は
「wishがあればwouldを書く」
「sensibleとsensitiveが選択肢にあるのにsensationalを選ぶ」
「forが後ろにあるのにwithoutを書く」
「参加するという意味ならとにかくjoinと書く」
「mayの意味上の過去形はmightだと思っている」
などなど、ひどい状況だ。しょうがないので全て説明する。今ここで直せなかったら浪人 しても同じだし、直せれば逆転のチャンスが生まれる。


  今日の授業(あるいは上記の5項目)で退屈した生徒様にアドバイス。
  それを確実に積み上げていくこと。どんな基本問題でも絶対に落とさない受験の体力。 これを大切にできない・する気すらない受験生に必ず勝つこと。それは合格への必要条件 。
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