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呆けの休日は女子高生的 |
1月20日 |
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午前0時、鍋を片付ける。珈琲を淹れてデザートにY氏が所望したハーゲンダッツ・ア
イスクリームを取り出す。
僕はアイスクリームを原則的に食べないので、来客用に買い置きしてあったそれはゴチ
ゴチに凍っている。しょうがないので解凍されるのを待ちながらワインを飲む。やはり泥
酔のようだ。
格下のY氏との「指導対局」は1時から始まる。指導とは名ばかり、何が何でも勝つつ
もりで指す。飛車角落ち(=自分のコマを減らしたハンデ戦)である一方、Y氏は実戦経
験が50局程度のド素人である。しかも僕は泥酔である。それでいて対局しながら日記を
アップする作業に僕はいそしんでいる。
しかしなお、それでいて勝つのが大切なことである。そして勝った。
午前2時半、コマを片付けて(将棋の世界では、格上がコマを出しなおかつ片付けるの
が礼儀)寝る準備をする。そしてそこから無駄話がエンエンと1時間。眠りについたのは
4時前であったろうか。
午前10時、携帯の目覚ましで起きてしまう。解除しておくのを忘れたのだ。まだY氏
は隣室で鼻チョウチンを出しながら眠っているようだ。なんというずうずうしい客なのだ
。
午前11時、焼きそばを朝食としてサーブし、また珈琲を出す。ホストはつらいのだ。
午後2時、全ての片付けが終わるがやるべきこともやりたいこともない。困った。しょ
うがないので2月のバカンス期に向けて準備をする。
3月の旅行打ち合わせのための飲み会調整。
2月の旅行のために家族に電話。
別の家族から我が家訪問の催促のメール受信。
大学時代の友人との飲み会調整メール送受信。
まるで夏休みを控えた女子高生(2年)みたいなスケジュール調整である。
こんな雑用をこなし、プールに行って(やはり筋肉痛が2日後に来た)、整体に行って
、昨日の鍋の残り物を食べ、ウイスキーはバランタイン12年で盛り上がりながらこの日
記を書いている今は午後9時だ。
あの・・・。要するに俺たちが勉強で苦しんでいるときに遊ぶことばっかり考えて呆け
ているんですよね?
黙れ。2日続けて出てくるな、僕の中の生徒様(高3、偏差値47、第1志望芝浦工業
大学)よ。
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