予備校講師でわるかったな!





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今さら対策は取れないでしょ 1月22日
  早くもセンター試験から1週間が過ぎたのだ。先週の今ごろは食事もビールも断って原 稿を書いていたんだなあ。


  市進市川校へ。個人的に生徒様にセンターに関してアンケートを取る。点数が気になる のは事実だが、それよりもコメントを楽しく読ませていただく。
  まず一番多いのは「初入試の緊張」だ。僕自身はそういうものを感じないというお気楽 な性格なので実感はないのだが、想像はつくことだ。5年くらい前には、センター前にこ ういう発言をしていた。

勉強したから、緊張するんだ」

  当然のことだ。実力を発揮できないかもしれない危惧。それは人を不安にさせる。
  しかし正直に言って、この数年の生徒様の様子をみてそう思うことはない。厳しい言い 方かもしれないし、まあ実際にそうなのだが、血を吐くまで勉強しているという気迫を感 じることがないのだ(本当に吐くまでやったらバカだけど)。

  今日は生徒様の集中力を強く感じる。負けた後に何とかしよう、それが伝わって いるなら僕のペースでもある。


  妙な相談が来た。

「××大学を受けるのだが、時間配分を教えてくれ」

  そんなことは知らない。11月ならアドバイスもあるが、本番まで1ヶ月もないこの時 期では、策に意味はないのだ。彼女は続ける。

「会話文は決まり文句を覚えるしかないのか」

  決まり文句で決めるしかない問題は全体の2割に満たない。たしかに知らなければどう にもならない問題の頻度は高いが、センター試験を見てもわかるように入試の会話文問題 は会話能力を質問しているのではない。相対的な頻度の高さに目がくらんでいるからこん な相談が来る。申し訳ないが、締め切り時間が見えていないからこうなるのだ。


  それでも何とかしたいと思うのが受験生の心理。それは当然として、今は具体的に復習 を進めるべきである。言い換えれば、具体的な質問が少ないことがすごく不満なんだけど ね、ベッカム的には。
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