予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

カウンターパート 1月24日
  今年度の城南最後の授業だ。直前講習という枠組みなので、特別なことはない。

  先週と今週で9コマ5テキスト。なかなか面倒な講座が多かった。
「横浜国立大ゼミ」
「難関私大整序問題ゼミ」
「早慶上智難関理系ゼミ」
「東工大ゼミ」
「早稲田英語ゼミ」
という具合である。どの講座も「論外」の生徒様がいるし、また一方で「確実に合格でき る」生徒様もおわしになる(敬語にはいつも自信がない)。言うまでもなくthe former( 前者)は無視してthe latter(後者)を満足させる授業を展開する。


  ところで、カウンターパートとはcounterpart、単語集では「同等の者・人」な どとなっているわけのわからない単語である。この単語が早稲田英語ゼミで登場した。し かも内容一致の正解にからむという大切な場面である。
  訳語を知っていても意味理解がなければ解けない、これは早稲田に限らず難関大学の出 題の基本原則である。誤解を招きかねない言い方をすれば、「和訳はできないけど意味は わかる」生徒が合格できるように設問が作られているわけだ。

  しかし「カウンターパート」はやはり生徒様には理解しにくいだろう。そこで僕は例文 を出した。

「羽生のカウンターパートは森内だ」

  将棋の羽生先生に匹敵して戦える相手は森内先生だ、という意味である。羽生先生を知 らない生徒様がいるとまずいかなと思って
「あの、将棋の名人です。あ、俺に似ている人ね、髪立ってるんだけど」
と説明したら一部にバカウケしていた。いいのか悪いのか・・・。


  授業後は某校舎長と決戦の将棋。
  いい将棋だった。信原のカウンターパートはH先生だった。


追記:結果は27日にエッセイで掲載(予定)。
diary 日記  
これまでの日記はコチラ