予備校講師でわるかったな!





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来客、そして訃報 2月12日
  連休初日は来客の準備だ。昨年と同様に、家族とその連れだ。
  きちんとした料理を出して、くつろいでもらう。それは僕の使命であり、僕が望むこと だ。家に来てくれるのが彼らの僕に対する愛情であるなら、それに報いるのも僕の愛情の 示しかただ。


  8時に起きてPCに向かう。外出するつもりはない。昼間はひたすら英語エッセイに取 り組む。書くために何度も参考書の類を読む。授業と違って、推敲(すいこう=文章を練 りあげること)をする余裕がある。余裕があるからかえって時間がかかるし、かえって力 が入りすぎる。功罪は裏表だ。

  整体に行ってから宴席の準備。海老好きの連れのためにグラタンを作り、得意料理をふ るまう。エリンギと水菜のサラダ、厚揚げとエノキダケの煮物、甘エビの刺身、野菜たっ ぷりの水餃子、牛肉のあぶり焼き、アジのなめろう、ジャガイモとピーマンとベーコンの 炒め物、ネギと梅の和え物。


  宴席の途中、予備校講師仲間から訃報(ふほう=人が亡くなった知らせ)がメールで入 る。連絡をくれた本人に電話をして、彼が連絡先を知らない同僚に連絡を入れる。亡くな ったのは以前ある予備校で同僚だった講師だ。

  夜の1時ごろ、他の元同僚講師に電話する。うん、明日は通夜に行こう。
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