予備校講師でわるかったな!





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妄想にも限界を感じる 2月14日
  大切な日なので早起きする。シャワーを浴びてから遅めの朝食へ。
  昨日は韓国料理で飲んだのだが、「プルコギ」という料理を食べた。簡単に言えば牛肉 と野菜を少し甘い調味料で炒めたものである。昨日のそれが旨かったのだが、例の行きつ けの店ではどうだったのかと確かめたかったのである。ヒマだねえ。


  愛車を駆って納税申告に行く。あれ? 去年やっていたそれが存在しない。なんだなん だと税務署に電話する。

「申告は16日からです」

  俺様が早めの申告を心がけたのにこの仕打ちか。俺の納める税金は要らないというのか 。俺様が予備校講師で悪だから、お前の申告は必要ないというのか。ここまで飛ばしてき たガソリン代を無駄にしろというのか。そーか、お前らそうなんだ。
  まあつまり僕が納税開始日をチェックしていなかったのであり、愛車は自転車なのでガ ソリン代は朝食代ということである。やれやれ。


  死ぬほど冷たい風の中で自転車散歩。そうだ、今日はバレンタインデーなのだ。こうや って散策していれば、昼下がりに退屈したうら若き女性が「あれ、こんなところに私の求 めていたお方が・・・」としてチョコをくれるかもしれない。
  40分くらいあてもなく走ったが、不幸なことに(←彼女たちにとって)そういうこと はなかった。しょうがないのでスーパーに行ってトレパンを買う。ダイエットのためにジ ョギングをしようという計算である。寒風をついてジョグれば、ブリリアントな冬の夕暮 れ前に「あれ、こんなところに(以下略)・・・」という若奥様に出会ってチョコがもら えるかもしれない。


  昨日までに頂いたギリチョコは3つである。納得がいかない。ギリで10個、本命3個あ たりが僕の従来からの目標値である。よし、ジョグるか・・・と干していた布団を取り入 れにベランダへ出たら、やっぱり風が死ぬほど冷たい。
  ならばプールでゲットするべぇとなる。水着ギャルが「あっはーん」と言いながら・・ ・。

教訓:バレンタインなんて大嫌いだ。
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