予備校講師でわるかったな!





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不審者でも接待される 2月17日
  今度こそとばかりに納税の申告書を提出してくる。お日柄もよろしいようなので自転 車ドライブを兼ねるのだ。

  千葉県というのは魔境の地とまではいかないけど、まあ実に田舎である。
  ある電車の駅前に「申告書提出仮出張所」みたいなのがある。そこから自転車で5分 も走ると、あっという間に林の中に入る。さすがに牛や馬が歩いてるなんてことはない が(ないと願う)、人が住めない地域に足を運ぶことができる。あんまり嬉しくはない にせよ、ドライブ向きの県である。

  地図を持たずに「あれあれここはどこかしら」とつぶやきながら走る。時速15キロ というのは街を見て歩く(街じゃないけど、歩いてないけど)には最も適したペースだ という。
  どこかの小学校に出る。大阪の痛ましい事件があった後なので、「ちゃんと出入りの 管理はやってんだろーな?」と確認するために門扉(もんぴ)に近づく。うん、ちゃん とカギがかかっているみたいだ。いいことだ。
  しかし所詮は学校だから、どこか脇の門とか開いてんじゃねーかと予想して様子を伺 う。自転車にお尻を載せたまま、30過ぎの男が小学校の校門前でブツブツ言いながら たたずんでいるわけだ。

  ・・・。逮捕される恐れがあるので出発。ドライブは2時間近くに及んだ。


  さて、夜に本八幡で市進予備校の「解散式」が行われた。その校舎に出入りする(出 講する)講師に予備校がタダ酒を飲ましてくれるというアレである。普通は「解散式」 じゃなくて「慰労会」って言わないか? 「解散式」なんてヤクザみたいだなあ(ヤク ザかもしれないが)
  僕は授業がないので、夜9時半から参上する。授業もないくせにタダ酒だけ飲みにい くのか、との非難はまぬかれない。
  やはりある程度は公式な場なので、特別に面白いわけではない。やっぱり酒は自腹で 気心の知れたやつとヤるのが一番いいね。
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