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リセットの途上 |
3月5日 |
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NHK衛星第2テレビの「将棋界の1番長い日」は夜の12時半に再開した。名人挑
戦候補は二人、8回戦までで6勝で並んでいた羽生善治と藤井猛。12時20分、先に
7勝目をあげたのは羽生。藤井は佐藤康光棋聖と対局中。勝てば羽生との「挑戦者決定
戦」、負ければ挑戦者は羽生に決まる。
NHKで昼間に放映される「NHK杯」は比較的規模の小さな大会で、名人戦は棋界
最高の舞台。ちょっと重みの違う対局。
対局者の息遣いが聞こえる(←比喩ではない)30分にわたる生中継。藤井は負ける
。朝の10時からの対局(食事休憩が2回)なので、延べ時間は11時間を越える勝負
だった。羽生のファンである僕ですら、藤井に拍手。死ぬほど勝ちたかったはずなんだ
よなあ。
心ゆくまで寝ようと思ったら9時過ぎに親友S君からメール。正午に奥さんと生後7
ヵ月半のご子息を連れて来訪するという。あいかわらず僕の都合は無視である。
奥さんに会うのは出産直後以来。彼ら夫婦が恋人同士であったころから何回か我が家
に来てもらっているので、割に気楽だ。
坊主、じゃないやご子息との対面は2週間ぶりである。少しくらいは日本語を覚えた
かと思って話しかけてみるが、まるで前進がない。やる気がないのかもしれない。しょ
うがないので洗濯ばさみを与えてみたら、おしゃぶりの道具だと思っているらしい。
僕と目があうと泣き出すし、抱っこしても泣き出すし、あやしても泣き出すし、おね
むの時間だというので布団を引いてやればまた泣き出す。こいつは泣くしか能がないの
かと夫婦を問い詰めれば「知らないおじさんが怖いんじゃないの」とのこと。やはりい
じめてやろうという魂胆を見抜かれているんだなあ。
夕方の5時過ぎになってやっと平常の休日に戻る。またまた英語エッセイに2時間取
り組んでから市進予備校に電話。新年度のカンタンな挨拶。少しずつ気持ちを授業に近
づけていくわけだ。
追記:英語エッセイ「他動詞って何だ?その3」をアップしました。 |
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