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ナラタージュ |
3月14日 |
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どーもヒマだなと思ったら城南予備校の授業がまだ始まっていないのだった。
城南は他の多くの予備校と同様に3月末あたりの春期講習から新年度がスタートする
。僕は春講に参加できないので、4月11日まで「おあずけ」なのである。
と書いていたら、城南予備校の新年度パンフレットが届いた。校舎別の時間割も同封
されていて、どうやら昨年度と同じ担当になりそうである(まだわからないけど)。
大きな変更点は「クラス名称の変更」。ずいぶん小さい大きさだが、上位クラスから
SS→AL、S1→CP、S2→EX、N1→IM、N2→PM
という感じである。何という覚えにくさなんだろうか。しかし、この不思議なアルファ
ベットはちゃんとした英単語の一部を略称にしたものである。城南生の皆さんは考えて
おいてください(正解は4月11日に発表予定)。
起きてみたら晴れ上がっている。おおもう春だなあ。
ほ〜ら春先小紅、見ぃに見ぃに、見に来てね
わぁたしのココロ、ふぅわふぅわ舞い上がる・・・
という昔の歌(『春先小紅』矢野顕子)を唄いながらベランダに出たら寒いのなんの。
今日も独りデートは断念した。あんまりにも古い歌なので、今の生徒様は知らないかな
。
したがって今日も読書。先日も紹介した島本理生「ナラタージュ」。ナラタージュとはフランス語
で「主人公に回想形式で語らせる」映画の手法のことだとか。内容的には・・・おっと
ネタバレ禁止。
好きな作家の一人であり、はじめての書き下ろし新作長編ということもあって1週間
くらいかけて丁寧に読んできたのだが、ガマンできなくなって一気に読み終えてしまっ
た。
詳細は後日のエッセイに譲るとして、結論は 「10〜20代にやや強くオススメ、3
0代にもオススメ」 である。例によって恋愛小説で、いわゆる「予定調和型」の進行。
でもやっぱり「もう一息」が足りない作家という印象もある。だからこそ成長を追いか
けてみたいとも言える。新刊で1400円というのはけっこう微妙なラインなので、「
面白くなかった」とか言われても責任は取れないけどさ。
夕食は「ゼロからのプルコギ(韓国料理)」に挑戦した。いく
つかの店で味を覚えてタレから作ってみたがもう一息だった・・・と回想形式の日記
でした。 |
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