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ナゾのクラス名の城南開幕 |
4月11日 |
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なかなかの地震であった。7時23分、起き出してTVをつける。チャンネルを変え
たらゴルフやってるじゃないかッ!
うまいぐあいに1時間以内に決着してタイガー・ウッズの久しぶりの4大タイトル獲
得。ちゃんと4日間観ればよかった。
雨の中、横浜へ向かう。城南予備校の開幕日だ。
授業前に某美人チューターA先生がおいでになる。
私「このさ、クラス名の変更だけどさ」
A「・・・確かに覚えにくいですよね」
私「これは確実にこの1年で廃止されるね、予言するよ」
昨年度までのクラス名称は上位から順に「SS、S1、S2、N1、N2」であった
。正確な事情は知らないが、Sはselectedないしspecial(senbatuではないと願う)で
ありNはnormal(naturalでは困る)であろう。
しかし今年は同じく上位から「AL、CP、EX、IM、PM」である。こんな略称
では覚えにくいではないか。これは真剣に城南関係者に訴えたいのだが、略称というの
は覚えやすくするために使うものであって、名付け親の自己満足であってはならない。
つまらないことであるからこそ、真剣に対処するべきではないだろうか。
最初の休み時間に卒業生♀2人組の合否報告。旧S1(現CP)で二人揃って同じ高
校から慶応文学部。一人は第1志望ゲットである。
私「おおお、お前ら名前なんだっけ?」
マユ「マユと、こっちはシズカちゃん!!(注:個人情報保護法により仮名です)」
私「お前らキャバクラ嬢かよ・・・」
僕の机の上をチェックしたマユがクラス名に言及する。ALとCPの合同クラスは昨
年と同じなのだが、もちろん彼女にはわからない。いろいろあって変更したみたいだね
と説明してあげる。
マユ「わかった!! 日×組みたいなヒトが上のほうにいて、その人のインボーね!
こうやって世間の目をカクランしようとしているのね!!」
私「ちょ、ちょちょ、ちょっと、あの、日教×とか、そういう団体名の固有名詞は出さ
ないほうが・・・、の、飲み屋で盛り上がるときくらいにしてくれくれくれ」
でもまあ、そんな固有名詞を知っている18歳というのはやはり知性の証しなんだろ
うか。多少の変わり者であるのも事実だけど。
次の休み時間には第1志望の某国立大学へ進学した旧S1のやはり♀生徒様。偶然だ
が、彼女も慶応文学部に合格して蹴っ飛ばしている。やはり城南予備校の現役は合格実
績を出してくる。いつも最上位クラスで僕が言うのは「早慶は当たり前、勝負は第1志
望に受かること」である。予備校の評判は合格数で決まるわけじゃない。第1志望を射
止めることが最大の口コミ効果をあげるのだ。
彼女もクラス名に言及する。
O(仮名)「このALって何ですか? おー、ラッキーですか?」
私「・・・おーはOhじゃないか(脳は入っているのか)・・・」
O「ああそっかあ」
私「CPはね、competentだって(文末参照)、有能なってやつ。知ってるか?」
O「ええと、あ、『彼は有能な教師だが、教養のある教師ではない』ってやつですね?
!」
私「おまえさ、受験英語オタクだよ(当てこすりとしか思えない)」
では最後に種あかし。
SS→AL(absolute=絶対的な)
S1→CP(competence=有能)
S2→EX(excellent=優秀な)
N1→IM(intermediate=中間の)
N2→PM(prime=基本の)
なんでCPだけ名詞なのか不明(大笑)。なお、日本語ではTVの「プライムタイム
(視聴率を稼ぎたい時間帯)」が有名だが、受験英語ではprimeはthe prime minister
=首相が重要。つまり「基本の」という意味は後回しでいいわけです。
自己満足でハンパな英語力を振り回すって本当にかっこ悪いです・・・と教養のない
講師は思うわけです。
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