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二転三転ロールキャベツ |
4月15日 |
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1、本当はロールキャベツの話を書くつもりだった。
2、しかし事情があって掃除機の話をすることになった。
3、ところが against his will について書きたくなった。
まずは3から。
今日のBクラスは本当に疲れる。日本語を読めないという例の1件もあったが、今度は終業
チャイムが鳴り終わるとすぐに帰り支度に入るのである。
チャイムが鳴り始めるのと同時に最後の解答(並べ替え問題だった)を読み上げ、補
足情報として against his will という英語について20秒ほどで説明しようとしたとき
のことである。
A:単純に「〜の意志に反して」というイディオムとして暗記
B:will が名詞で「意志」と知っていればAを覚えなくても大丈夫だ
C:his が所有格(後ろに名詞が来る)であり、 against が前置詞(後ろに名詞が来る)だから、
will の知識がなくても against his will になるに決まっている
Aを話し終えた時点でチャイムは鳴り終わった。一部の生徒様がお片づけ開始。Bを
話しかけていた僕はブチキレして、
「そうか、チャイムが鳴れば何も聞きたくないのか。そうだな、10秒でも延長したオ
レが悪かったんだな。わるかったね、じゃあもう教えない。勝手にすればいい」
こう言い捨ててイの一番に教室を去る。受験が終わった人などはすぐわかると思うが、
この話で一番大切なのはBとCなのである。
講師室でBBQ数学講師Cに話をすると、彼はこう言う。
「私は最初(の授業)に『俺が最後に礼をしてお前らが礼をしたら、それが授業の終わ
り』と宣言してますよ」
見習うべき点である。礼をしてくれとは思わないけどね。
2の掃除機について。
出勤の30分前に軽い掃除をしていたら、マイ掃除機がマイくつ下を吸い込んでしまっ
た。
「こんなでかいものまで吸い込むのかよ、ありえねー!!」
と叫びながらホースをまさぐると、ホースの根元から20センチくらいのところにつっ
かえているのが確認される。
料理用の菜ばし、水攻め(逆側から水を流し込む)など手を尽くすが取れない。スイ
ッチがある部分に水なんかかけていいのか?
校舎に行ってまたまたBBQ講師Cに相談。
C「使い捨てハンガーを壊して、先っぽをカギ状にして引きずり出すといいんじゃない
すか」
べ「そうかあ。水を含ませたら膨らんじゃうかな?」
C「ええと、絞れば小さくなるけど、その状態だと体積は増えますね、スポンジみたい
な感じですか」
べ「そうかあ」
C「あるいは」
べ「?」
C「野球のバットみたいに振り回すとスポーンと抜けるとか」
べ「吹っ飛んでいくのね(笑)」
C「間違えて書棚とかのガラスにぶつかって割れたりして」
べ「泣くに泣けないなあ」
C「まあハンガーでしょ」
帰宅してハンガー大作戦開始。あっさり成功。ほっ。
1の話。ヒマだったのでロールキャベツ作りにいそしむ1日2コマのヒマヒマ金曜日
であった。
感想:このページの初訪問者がイキナリこんな日記を読ませられたら困惑するだろう。
感想2:(たまには)BBQ数学講師Cも良いことを言う。
追記:英語エッセイ文法編「受動態の応用を確認」、同読解編「名詞節はその中身が大
切なの。」をアップしました。
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