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キャットストリート 4月30日
  ビニールで包まれた本が目の前にある。
  こういう本を買ったのは何年ぶりだろうか。買うのが恥ずかしかった。買わなければ 読めないからビニールで包まれているのだ。


  仕事をする気はないので朝の8時から読書。
  おおまかに言えば午後は小説を読むための時間であり、夕方はエッセイを読むための 時間であり、午前中は難しい本を読むための時間だ。

  取り組んでみたのは木村敏『時間と自己』。抜粋する。

>つまり、物理学が時間とみなしているものは、本性上、前後対称的であって可逆的な 連続量のようなものだと考えざるをえない。そこで、物理学の時間に前後非対称的な不 可逆性が、言い換えれば過去と未来との非互換性が導入されるのは、またそれによって エントロピー増大の法則が成立するようになるのは、(中略)観測という行為が二次的 に加えた操作によるものなのである。

・・・カンベンしてくれ。
  受験生は現代文という科目でこういう文章をスラスラと読んでいるんだろうなあ。た だしその場合は設問があるから、それに応じた集中力と理解力を用いて読むはずだ。
  それにしても、お腹の痛い休日の午前中の読書にはちょっとキツイよな。


  8時から夕方6時までは以下の通りに時間が流れる。
TVで『王様のブランチ』→読書→昼食(あんかけソバ)
→読書→TVで『囲碁・将棋ジャーナル』→読書→買い物
→2回目の昼食(海鮮焼きそば)→読書→アイロンがけ
→ゴミ捨て→読書。

  それにしてもGWというのは迷惑である。どこに行っても混んでいるからヒキコモリ になるしかない。ひどい話だがパチンコ屋だって混雑しているから、独り者の僕の居場 所がないのである。それにしても読書ばかりじゃなあ。


  ということでこの日記の冒頭に戻る。『王ブラ』でスイセンされていたから買ったわ けである。
それは神尾葉子『キャットストリート』。

  神尾さんといえば、僕ですら何回か読んだことがあるくらいの名作『花より男子(だ んご)』の著者である。まあたまにはこういうのも悪くないかと思ってマンガコーナー で探してみたら、少女マンガだった(当たり前だけど)。
  390円で通読時間は12分。マンガは嫌いではないが、読む字数が少ないのが不満 である。

ストーリー:ヒキコモリ少女の回復記
感想       :たぶん2巻も買っちゃうな、おれ。
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