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年代モノ 5月3日
  読書に熱が入りすぎて眠ったのは4時過ぎなのに9時過ぎに起床する。

  さすがに眠いだろう俺・・・と11時にベッドに戻ったが眠れない。眠れないのに眠 ろうとするのは時間と人生のムダなので整体に行く。
  中国人老師は僕を見て「ずいぶん顔色がいいいねえ」と笑う。嫌味ではなく、血色が いいらしい。自分ではよくわからない。たしかに先週の木曜日からお気楽な日々を過ご しているから、自覚のないうちにリラックスできているのかもしれない。


  午後はビートルズの「ホワイトアルバム」を聴きながらずっと読書。ビートルズは小 学生のころから聴いている(もちろん聴かない時期もあった)。それだけ僕にとっての 歴史が古いので、音楽ソースはカセットテープである。CDが普及を始めたのは8 0年代半ばだから、レコードとテープしかなかったのだ。
  というわけで今日聴いていたのは、たぶん中学生のときに録音したものだ。つまりこ のテープとは軽く20年以上もつきあっていることになる。すごいね。


  夜は大学時代のサークル仲間と飯田橋の神楽坂で飲む。同窓生1人、先輩2人、僕。 出会ってからは15年くらいたっている。同窓生は2年ぶり、先輩の1人は4年ぶり 以上、もう1人の先輩は3ヶ月ぶり(キャバクラ拉致リーマンD氏である)。それだけ 長い付き合いということだ。
  入った店も学生時代に行っていた「おっさん飲み屋」。店のママさんはアイマイなが らも我々を覚えているようだ。

  3人ともカタギのリーマンなので、リーマンの悲哀について話をうかがう。働く大人なら不満があるのは誰でも同じ。仕事そのものに強い喜びを見出せる自分は 幸せなんだろうなあ、といつものように思う。


  年月が流れても変わらないものだってある。多くは変わってしまい、失われていくけ ど、それでもしかし。
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