予備校講師でわるかったな!





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ドン・キホーテを笑うべからず 5月7日
  連休でクセになったのか、夜更けまで本を読んでしまう。オリンピックが終わった直 後のシドニー市民のように、あるいは万博の終わったシャチホコのように、いつものペ ースに戻さなければいけない。


  土曜日は校舎も静かだ。週休2日制が浸透してきたこともあり、講座数も少なく受講 生も少ない。逆に言えば土曜日こそ現役生が予備校いりびたりになれるチャンスでもあ る。空いている自習室を使い、コンビニで軽い昼食を取り、ちょっと休んでから授業へ 。
  週休2日になったところで、高校生のようにパワーが余る世代が自宅でみっちり勉強 する(ボランティアでもいいけど)とは思えないんだけどね。どう見ても遊びに行った りムダに時間を過ごしたりするのはミエミエだと思うが、これはおじさんの繰言(くり ごと=どうでもいいことをブツブツ言うこと)かもしれない。

  始業前の教室もすごく静かだ。教壇に立つ僕だけが一人で汗をかいているみたい。5 月になると湿気がすごいんだよな、感覚的に。


  夏期講習の説明会がスタート。僕も今日から担当講座の宣伝を始める。スタッフから も「集めてみせろや」とプレッシャーをかけられる。
  今の担当講座の人数は、全員に受講してもらっても締め切り講座を出せないレベル。 手駒(てごま=持っているコマのこと)が少なければ強い戦いはできない、というのは 弱者の言い訳。100%の結果ではなく、120%の結果を追っていくのがプロの仕事 だ。ガンバリましょう!
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