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キュウリはどこへ行った? |
5月19日 |
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今日の日記を要約すれば、
1、早起きして
2、洗濯モノを存分に干して
3、ドライブに行って
4、読書をして
5、ビールを飲んだ
ということである。問題は3のドライブであり、件名である。
事情があって今日の必殺独りデートは自宅周辺のドライブになった。
車を出してバス通りを走る。自宅を出て1分ほどでキュウリが落ちていた。スーパ
ーで袋詰め(3本入り)されたままのキュウリである。
もちろんそれがメロンパンならためらわず拾うのだが、キュウリとあってはそうも
いかない。猛毒が仕込まれている可能性があるからだ(メロンパンには入れないはず
だ)。
20分ほど走ったところでスーパーを見つけたので、『チラシ寿司と稲荷ずしのセ
ット』(498円)を購入する。カタカナと漢字とひらがなの使い分けにセンスを感
じるではないか。
お日柄も良いようなので、ペットボトルのお茶も買ってどこかで食べようと思う。
まさか運転席で食べるわけにもいかないので(注:乗っている愛車は自転車である)
、公園を探す。多少の人目はあるものの、ノンキな公園を無事に発見して昼食である
。うまい。まるでピクニックのようだ。
日差しがきついので早くも帰路に着くことにする。自宅を出てから1時間が過ぎて
いる。来た時とは異なる道を選ぶのは当然だが、自宅まで3分の距離になると同じ道
になるしかない(全ての帰路は自宅に通ず)。そして現場へ。そう、1時間半ほど前
にキュウリが落ちていた場所だ。
キュウリはそこになかった。
どういうことだろうか。落とした主婦が拾いに来たのか(よく見つかったな)、誰
かが拾ったのか(猛毒は大丈夫だったのか)、カラスが持ち逃げしたのか(あいつら
ならやりかねない)、私より貧しい予備校講師がメロンパンと間違えて拾ったのか。
ナゾは解けない。私は混乱したまま読書生活に戻った。気候の良い休日に、いつまでもキュウリのナ
ゾを追うべきではないのだ。
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