予備校講師でわるかったな！

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ガマンとチヌ

6月5日

  目があってしまったのでサバいてもらう。
  黒鯛、別名「チヌ」。一人で食べきれるのかな？

  午後はまたまた野球観戦。横浜ベイスターズと西武ライオンズ。
  西武のルーキー投手がすごいピッチング。巨人でいえば古くは桑田、最近では上原のように「速くはないが正確なストレート勝負」でベイ打線を沈黙させる。
  一方のベイ先発はボロボロとランナーを出すが要所を締める・・・と書きたいけど西武が打てないだけ。ハラハラして観るしかない。とにかく、１点ずつ取り合って終盤へ。

  天然もののタイは確実に旨いと知っている。サバくのに５分近くかけてもらう。

「アラ、入れますよね？」
「え、うう、ああ」
「味噌汁にするといいっすよ」

そうなんだ。下ごしらえはどうするのかな？

  力投のルーキーを横浜ベイはマウンドから降ろす。しかし点は取れない。展開的に押されてはいるが、ガマンして継投策でごまかしているとも言える。
  全てのスポーツには流れがある。ガマンして、引き離されないほうが最後のチャンスをモノにしやすい。ライオンズのことは知らないが、中継ぎ投手の粘りはベイの持ち味の一つだ。８回裏、ライオンズは無死１、２塁のチャンス。

  野球を観るためにスーパーに行ったのは１時前。
  味噌汁ね？　弁当を買って、お湯をわかす。
  うん、ダシが出てすごく旨い。自分で魚を下ろせれば僕も料理人になるんだけど。

  ベイはピンチを３塁手の攻守２発で切り抜ける。チャンスは必ずやってくる。観戦がかったるい野球にも流れはある。
  その３塁手のヒットでベイスターズが勝ち越し。押されてきたゲームはここでベイの流れに一転する。押されていても、切れずにガマンしたものに勝機は訪れる。

  味噌汁を２回の昼食に分けて、夜は刺身と湯引きにする。量が多すぎるけど、すこぶる旨い。こういうとき、家族がちょっとだけ欲しくなる。椎名誠のエッセイを読みながらビールだ。

  ベイスターズの抑え投手は「日本最速球」のクルーン。流れがベイにあるから、問題なく抑えてベイが勝つ。

  たくさん仕事をする休日は今日で一段落。木曜日からはついに北海道爆走の旅行だ。

追記：英語エッセイ読解編「仮主語は楽勝！のはずがない１」、同「２」、同「仮目的語は楽勝に決まっている」をアップしました。

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