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アドプリを読め、俺の話を聞け |
6月6日 |
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いい天気だ。水曜日から梅雨入りらしいので、思う存分干し物(洗濯もの・
布団←アジや梅ではない)をする。
授業前に珍しく某チューターがやってきた。
IMクラスの生徒(様)に関する質問だった。
1「読解の問題集をやらせるべきか」
→知らない。それはbookBの講師に相談するべき。
2「文法の問題集をやらせるべきか」
→そうだろう。テキストとJワークだけでは足りるわけがない。
このあたりで僕は結構カチンと来ている。
3「では何をやらせるべきか」
→知らん。勝手にしろ(とは言わなかったがw)。
新任のチューターではあるまいし、僕がHPで学習アドバイスをしているこ
とを知らないほうがヘンだと思う。もちろん生徒様がこういう質問に来るのは
かまわない。PC環境がなければ相談するしかないのだから。
しかし、仕事として生徒(様)管理にあたるチューターがそれでは困る。基
本的には(つまり職務上という意味では)このHPで読むべきページは「ウェ
ブ・アドプリ」だけである。言い換えれば、そこだけはきちんと目を通して職
務に役立ててもらわなければ困る。いちいちそういうことに答えなくても済む
ようにこのページを作り、初回授業でURLを告知するという「非常識ギリギ
リ」のことをやっているんだ。
よっぽど「私のHPをご覧になってください」と言おうかと思った。まあ単純に存在を知らなかったのかもしれんなあ。
授業で大ハマリの大失敗をやらかす。久々だった。
「君だと思っていた人が実は他人だった」
またまた並べ替え問題の話で恐縮であるが、これは1995年東京理科大の
有名な問題である。ほとんどの問題集・予備校のテキストに載っている、いわ
ば「名問」である。およそ受験英語にかかわるもので、この日本語を見ただけ
で「ああ、関係詞連鎖ね」または「SVの挿入かあ」とつぶやかない者はいな
い。
しかもこの問題は「不要語が2つある」というワナが用意してあり(受験生
に注:この形式は理科大全学部に共通する特徴)、どこでどうやって生徒様が
お間違いになるか想像もつくというもの。そして僕の授業の特筆すべき特徴は
「間違いポイントをズバリ突くこと」である。
整序問題フェチとして広く世界に知られる僕であるから、解説にリキが入る
。熱弁というか力説というか自己陶酔というか、
「♪俺の噺を聞け〜 2分だけでもいい〜」
という感じの授業である。
そして事件は起こる。
「・・・と、このwhomを使おうとするとハマるんですねえ。あれ? この問
題はwasがない・・・? あ、間違えました(笑)! これはwhomを使うから
正解になるんですね! はははは、間違いパターンの解説が正解、やっちゃっ
たなあ」
解答を読み上げようとしたら、やっぱりwhomを使わないことが判明する。「間
違えた」という発言が間違いだったのだ。大汗が出る。
「と、このように訂正の訂正をするのがいちばんハズカシイですねッ!!」
城南EXクラスのみなさま、本当にごめんなさい(泣)。
追伸:文中の唄はTVドラマ「タイガー&ドラゴン」の主題歌です。
「話」じゃなくて「噺(はなし)」となるのは、「噺」は「落
語のストーリー」という意味になるからなんです。落語ドラマなんだって。僕は最初に耳にしたとき「な
んだ? 痴話ケンカの唄なのか? ディープやなあ」と思いましたが。
追記:正解はThe man who I thought was you proved to be a stranger.
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