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悪くてもそれなりに |
7月6日 |
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体調は戻らず、きっちりお昼まで眠る。
湿気嫌いな僕に限らず、この時期は疲れをためこんでしまうのだろう。
ここまでおかしくなってくると、当然のように考えるのは「仕事を休む」こ
とである。リーマンだったらどうするんだろうな?
1、当日に電話をして病欠(=有給)
2、前日に根回しして有給
僕はリーマンを経験したことがないのでわからないが、どっちもけっこう「
それはちょっとなあ・・・」という感じがする。そして「しょうがないから」
頑張って朝の通勤ラッシュに向かうのもリーマンの基本であろう。
そして会社に行くと、ボーッとしているので課長に注意される。
「山崎君、明日までに頼んでおいたレジュメはどうなっているかね?」
「っ、ハッ、カチョウ。今やっています」
「そんなのはわかるさ。どんな感じだ?」
「え、ハッ、今やっています」
「そうか。じゃあ午後イチに見せてもらえるかね」
「ゥ、はあ・・・(何もやってねーよ!)」
「山崎君、何か悩みでもあるのかい?」
「ぃ、いえいえ、何も。ちょっと花粉症で(季節が違うが・・・)」
「そうか。では今夜は呑みに行こう。新橋の『かなえ』はご無沙汰しているん
だ」
「あ、いやいや、そんな。カチョウの・・・」
「ははは、まあいいさ。部下の悩みを聞くのは上司のツトメだ。俺も若いころ
はそうだった。君のような30過ぎのときは・・・」
「はあ(35なんだけど・・・)」
みたいな会話をしているのかなあ・・・とボーッとしていた。
下らない妄想をしていてもしょうがないので、事務的にこなせる作業を進め
る。トイレ掃除、クリーニング屋、アイロンかけ、などなどなど。数日すれば
体力が帰ってくるんだから、それに向けてつまらない雑用をこなしておくのは
大切なことだ。
お酢を飲んでから(←夏の恒例となった習慣)本八幡へ。
ちゃんとしたものを食べたいのでモスバーガーに行って「匠味(たくみ)チ
ーズ」を注文。670円!!!
庶民をバカにしている値段である。お味のほうは、それはそれは良かったで
す。玉ねぎとパンとソースの味が格別でした。しかし、巨大すぎて食べにくい
んだよな。大きければいいってもんじゃないですよ、世の中の何事でも。関係
者は反省しなさい。
授業を何とか終えてスタッフに「夏講の教材はまだ来ないのか」と詰め寄る
。8日に到着とのこと(15日開講)。今年の市進は80分1コマ→90分1
コマという大きな改革をしたのでテキストは全面改訂。僕の担当回数は100
コマ、使用教材は75コマ(つまり25コマだけ再放送)である。
もちろん従来の問題を使いまわす部分が多いのだろうが、教壇に立つこっち
はそういうノリではない。10コマ1セットの講座なら全体で100分増加す
るわけで、その100分をいかに有効に使うかが勝負の分かれ目なのだ。
だから僕としては「1日でも早く教材を手にしたい」と思っていたのだが、
例年通りの1週間前配布である。リーマンとはメンタリティーが違うからしょ
うがない。しょせんは、雇われているヨソ者なんだ、予備校講師なんて。
講師の先生とカンフェリーの先生と真面目な討論。
「あんな英語力で大学に行って、大学ではどういう英語教育をしているのか」
「センターのリスニングはどう対処すればいいのか」
後者の結論は「偏差値60以下の私立利用者がひどいことになるだろう」だ
った。前者の結論は「ヘロー、ジョインアス!のレベルの英会話だろう」だっ
た。それなりに活発な1日だったような気もする。明日はゆっくり休みます。
追記:センターリスニングについては、私立の利用状況が出揃う9〜10月あ
たりに全てのクラスでアドバイスをします。ご安心ください。 |
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