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タコのぶつ切りショーガポン酢 |
7月17日 |
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梅雨明けまでもう少しだ。一刻も早く憂い(うれい)のない布団干しをした
いものだ。
それにしても予習に追われる日々が続き過ぎである。問題は大学別ゼミであ
る。とくに困るのがUBとUCである。日東駒専レベルである。
もちろんこのレベルでは大学別のクセも何もないから(失礼だけど、あるわ
けない)、愚直に具体的な問題を処理する方法を伝授すればいい。しかし、こ
れがまた単調な問題ばかりでかえって予習に苦労するのだ。
ある長文の内容一致問題を設問だけ紹介しよう(日本語に直しておきます)
。
問:この文章にふさわしいタイトルは
A、「我々の祖先の喜劇」
B、「農業のすばらしき未来」
C、「日常生活の進歩」
D、「娯楽の勃興(ぼっこう)と没落」
長文問題は設問を先に読むものである。つまりこの問題を見たとき(タイト
ル系は選択肢までも先に読めの原則)に本文は読んでいないわけだ。言うまで
もなく正解はCである。本文なんか必要がない典型である。
Aの文章は皆無ではあるまいが、英語で読ませるには内容が難しいだろう。
笑いとは時代(性)の共有が前提になる。僕がヒロシやアンガールズの笑いを
理解できないのは、おっさんだからである。
Bはありえなくはない。農業だけに話を絞った文章もあるだろうが、農業な
んて人間の営為(えいい=いとなみのこと)の1つの例にすぎない。失礼なが
ら駒沢ごときでそこまでの英文が出るはずがない。
Dは爆笑である。特定の娯楽が落ちぶれることはあるかもしれないが、総体
として娯楽が落ちぶれたことは人類がサルでなくなってからは1度もない。
長い話を短くすると、コノ手の問題は人間の常識で正解が出るのであり、そ
れを生徒様に説明する手段を考えるのに時間がかかるのだ。そして教室に行く
と、 ancestor とか future とか evolution とか fall みたいな単語を知らない生徒
様がイッパイいるのも目に見えている。どういう授業がいいのか悩むのだ。
遅めのお昼はゴーヤと豚肉で冷し中華。ちなみに昨日はゴーヤと豚肉で焼き
そばである。繁忙期なので買い物は3日に1回だからしょうがない。
ニコニコしながら授業。速読ゼミはやっと出席率100%を達成。論理構成
語句を示す「きいろチェック」時の生徒様の動きがいい。演習時に考えて読め
ているから、講師の僕がうまくリードすればいいのだ。やりやすい。
こういうときはかえって逆に単語の意味を多めに与える。たとえば、 deed と
か something とか fine とか。最上位では基本単語だけど、先日のY君のアドバ
イスを踏まえてキッチリ教えさせていただく。
「シカ? 何か? 晴れてる?」
と思った受験生は頑張るよーに。
講習の担当講座の受講人数をスタッフに教えてもらった。ううむ。もう少し
上位クラスが多くてもいいような感じ。挑戦する勇気も大切ですよ〜と生徒様
をアオっておきます。そろそろ予習しますのでまた明日。あ、件名は夕食です
。
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