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夏の盛りへ |
7月21日 |
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朝からの授業は久しぶりということで5時前に起きる。空気が冷たい。ゴミ
捨てのついでに10分ほど散歩。夏は早起きが一番だ。
とカッコつけてみたものの、1日の休みで朝型生活に戻すのは大変だ。おと
といまで眠りこけていた時間に通勤電車。貧血おこして倒れるかと思った。な
るほどたしかに、クールビズのおっさんたちが増えている。3割くらいはノー
ネクタイ。でもさ、ただのYシャツじゃあカッコ悪いぜ。
僕はベージュのパンツに白いアロハ、そしてサンダル。
校舎につけば某日本史講師に「成田帰りですか?」と言われる。なんだそれ
はと聞いてみれば「すごい格好ですねえ」。そうかな? 初日としては割に地
味なんだけどな。
アサイチ連コマはCクラスから。なんかピリっとしない。
初日は新顔の生徒様や講習生の様子を見ながら進める。当たり前のように聞
こえるかもしれないが、逆に言えば常連である生徒様を少しタイクツにさせる
ことになるから一長一短だ。
新顔の生徒様の最初のポイントは「スピードについていくこと」。一人ひと
りの手元を見て、授業の流れに乗せようとする。どこでペンチェックをするか
、どこで板書に向かうか、どこで聞かせるか、どこで笑わせるか。クラスの中
で自分の位置取りを自覚してもらうわけだ。
ところが「スピードについてこれない」3名様がヒジをついている。ここは
1発流れを変えてやるべきだ。
「追いつかない奴がヒジをつくなッ! 左手で(テキストの)行数を抑えてろ
!」
キレたのではなく、これは明確な指導である。
最後の講座は頻パタT。締め切りまで残席1だった。言い換えればほぼ満席
ということで、気分が悪いはずがない。予習をしていない生徒様もいるが無視
(←そんなの、手元と視線と集中力ですぐわかるのです)。ノートを持ってい
ない生徒様もいるが、もちろん無視。小学生が混じっていると考えておけば問
題はあるまい。
BBQ数学講師Cと帰宅の電車。
C「予習やってないとか、フツーにいるんですよね」
僕「文系のやつとか、単純に解けないんじゃないの」
C「いや、テキストに折り目すらついていないんですよ」
僕「ああ、その手合いね。無視無視。金払ってくれたんだからお客様の精神で
OKよ」
C「でも、寝ては目覚めて説明聞いて、(?_?)なんて顔するんですよ? マジ
でキレそうなんですが」
僕「寝てるのは起こしてやればいいじゃん」
C「起こしてますよ。そのあとでまた寝るんですけど」
僕「救いようがないな。それよっか呑みに行こうぜ」
C「明日とかどうすか?」
僕「お、いいねえ。4コマだとヒマだからな〜」
C「5時から呑めば終電とかありえないですよね?」
僕「あるわけねーだろ」
帰宅して熱い風呂に入る。クーラーで冷えたからだは温めてあげなければ疲
れがたまってしまう。
汗だく・全裸でベランダに出る。まだ外は明るく、風が気持ちいい。よっし
ゃあ、ビールだ! とここだけは変化ないんだよな、しょうがないな。 |
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