予備校講師でわるかったな!





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ツカレジャコフ 7月31日
  早くもC期は最終日。
  最近は新しい服を買うことも少なくなったけど、この春に買ったピンクハウ スのシャツをためらわず選ぶ。白地にピンクとオレンジと赤のストライプ。爽 やかに最終日を飾りたいという意欲の表現手段の1つだ。

  それにしてもバリバリに暑い。
  台風のせいで10日以上も整体に行っていないためか、3日くらい前から足 腰がこわばって仕方がない。クーラーの中で90分4コマの立ちっぱなし、腰 痛持ちの僕にとっては最悪の季節だ。


  講師室では真面目な話が1割、バカ話が9割というのが基本。今年はセミの 声を聞いていないという講師がたくさんいる。僕も聞いていない。
  セミには当たり年とハズレ年があるのも事実だけど、声を聞けないのも何か 寂しいものだ。


  Dクラスは例によって例のごとく疾風怒涛のイキオイで終了。
  僕としては充分以上の授業ができたと思うが、やはり先日書いたように人数 の少なさが気にかかるところでもあった。キッチリやるだけではダメな時代で あるともわかっているが、ここを譲っていては予備校が商売になるまい。
  というわけで生徒様的な意見は別にして僕は満足だ。

  Bクラスは去年と方針を変えてみた。
  キレないこともそうだが、1学期の復習にかなりの重点を置いて進めた。板 書も、あるいは1学期以上に増やした感覚がないでもない。「ゆとり教育世代 」の最初の学年であり、入試問題の低レベル化を考慮した対策だ。MARCH レベルもそうだが、中堅以下の大学は中学英語の出題(語彙を除く)が3割程 度になってきたという現状がある。「ド基礎」を抜けると一気にMARCHが 見えてくるという現状ということである。
  感触は僕なりには良かった。たとえば、最後の授業の演習で「 insist の後ろ の that 節に原形を入れる」問題をほぼ全員が正解してくれた。入試問題は訳で はなくかたちで解くという方針が少しだけとはいえ伝わったようである。


  さて明日は休日。多少の仕事はあるが、明後日からのタームがラクなのでゆ とりが出てくるだろう。
  高校生の夏は25%が過ぎ、僕の夏は40%を過ぎた。

  ところで件名の意味は何か?
  それはこの日記の中にある。よく読みなおしてほしい。


  正解は、「日記の中には何もない」である(意図的に読者の反感を招くしが ない私である)。なんとなくロシアに行きたいなあと暑いから思っただけであ る。ツカレジャコフ、ビールガノフ!
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