予備校講師でわるかったな!





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意欲を増加させるモノとは? 8月2日
  日程にゆとりを入れておいて本当に良かったと思う。
  今年ほどに予習に追われる夏はない。夏期講習も中盤を迎える8月になって まで、予習が終わっていないことはなかったのだ。

  春の「出講伺い」の時点で「C期かD期(←今のタームです)は2コマにし てくれ」とお願いしておいた。
  実際に今になってみると、ここで余裕がなかったら完全にアウトだった。何 しろD期初日の今日になってから5日分の演習プリントを用意しているのであ る。もしこのタームも4コマだったら・・・と思うとゾッとする。


  4時40分からの授業は勝負の『大学別ゼミUC』というクラスだ。
  名簿を見れば、おお、女子が多い!!!!

  市進の生徒様用のアンケートに「授業をうけるとやる気が出ますか?」とい うのがある。マイナス3からプラス3まであって、

−3=やる気が全くでない
0  =ふつう
+3=すごくやる気になる

となっている。じゃあ何か、お前(=生徒様)は教室に入る前にやる気がない のか、それを前提としてアンケートを取っているのかゴルアとスタッフに講師 が(または僕が)からむ項目である。
  それはともかく、今日のクラスは女子が6割以上である。かなりやる気が出 る。女子比率が7割を超えると「+3=すごくやる気になる」という気分であ るから、今日は「+2」というトコロである。まったく、人を非難するのは簡 単で、自分に厳しくなるのは難しいものだ。


  教室へ。
  僕を支持=僕に師事する女子生徒様は真面目な人が多い。キッチリ予習をし て、予鈴が鳴ったらマーカーペンのキャップを開けて、プリントが配布された らすぐに熟読というノリが完成している。ヤル気でるなあ。
  問題文の読み上げなどというムダな時間は全てカットして、ひたすら解法の み追及する。1コマ目が終わって講師室に戻れば女生徒(やらしい表現だ)が やってくる。話の要点は、

1「教室が暑い」
2「授業がタルかった」

とのことである。2を問い詰めてみたら、テキストの問題は全部正解、授業内 演習の長文プリントも全部正解ということ。たしかに、基礎をキッチリ固めた 生徒様にはタイクツだったかもしれない。

  それでも気分よく2コマ目へ。バリバリ喋って快適な気分で帰宅する。
  遅い夕食はキンメダイとアジの刺身でビール。いい夜だ。

「あの・・・女子が多いとそこまで気分がいいんですか?」
「授業に行く前はヤル気がなかったんですか?」
「日記のシメはビールしかないんですか?」

  真ん中の質問だけは否定しておきます。
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