予備校講師でわるかったな！

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頑張る人は美しい

8月3日

  １時過ぎまで読書に興じ、８時過ぎに起床する日々の続き。というわけで９時から予習。

  休日ではないので冷房を入れて仕事モードに切り替える。生活時間に余裕があるから予習に熱が入る。市進Ｇ期の『大学別ゼミⅢ』の予習も佳境へ。Ｂ５１枚のプリントを作るのに２時間以上かかる（ネットで将棋を観ながらだけど）。１コマの準備に３時間以上かかる計算だ。
  本科講座のように英文の読み合わせをすることはできないので、「では、まず８行目。ここは～」という授業になる。予習を充分にやっていない生徒様はついてこれないが（実際にそのように初日に明言した）、授業を提供させていただく講師も大変なのだ。

  １４日から６連休がある。
  日程の都合で去年より１週間ほど早い夏休みである。ということは、いわゆる世間様の「お盆休み」にブツカルわけで、旅館は高いわ交通は混雑するわでロクなことがないわけだ。
  去年は南東北を爆走した記憶があるので、今年は信州（長野県）あたりを爆走しちゃおうかなと考えている。しかしやっぱり、お盆休みだとイロイロ厳しいかな・・・と考える。
  いずれにしても予習が終わらないと爆走できないので、プールにも行かずに予習するわけだ。

  校舎に行けば飲んだくれ数学講師Ｂがいた。
  彼はタテ６（１日６コマ）なのでだいぶお疲れのようである。彼から話し出す気配が見えないので、大学別ゼミの予習と授業の厳しさをネタにする。

Ｂ「予習してないと全くわからない授業なんですね」
僕「そう。説明以前に授業の意味もわからない（笑）」

  普通はここからバカ話に転じるところだが、お疲れのようでＢは元気がない。

  １コマ目が終了。今日も感触がいい。
  僕の元気が余っているのか、逆にかえって細かいミスが多かったかもしれない。元気すぎるのも困ったものだ。
  喫煙所にいたらＢが顔にタテ斜線を入れて入ってきた。彼は５コマ終わって、残りは１コマである。元気づけてあげる必要がある。

僕「オツカレー。いやああああああああ、疲れたなあ。乾坤一擲（けんこんいってき）の授業だったよ。全力投球でしんどかったよ」
Ｂ「・・・（お前はまだ１コマしかやってないだろうが）」

  帰宅すれば、将棋の羽生４冠は王位戦７番勝負３局目でやっと１勝。
  相手の佐藤棋聖は王位挑戦・棋聖防衛・王座挑戦と絶好調なのでホッとするニュースだ。著書の盗作疑惑問題で雑音が多い羽生４冠だけど、僕もその精神力の強さと粘りを見習いたいものです。

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