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生まれ変わるために何でも試す 8月22日
  11時前に寝たわりに4時に目が覚めた。この暑さの中、感動的なまでの熟 睡をしたようだ。
  というのは、ついに昨夜『ギャラリー・フェイク』を読み終えてしまったか らだ。誰でもそうかもしれないけど、ステキな芸術に触れると深い眠りが訪れ るものだ。誰でも・・・は言いすぎかなあ。


  校舎に着いたら市進夏講のA〜C期アンケートが返却された。
  授業前なのでザッと見る。全体の平均は6月と同じく「安値安定」のような 感じで泣けるが、少し持ち直してきた部分があるように見える。

  人数の少ない上位クラスは自分なりには満足できる数値。具体的には総合D 、頻パタU、速読だ。
  人数の多い下位クラスは、「圧倒的な支持を得るまでにもう1息」という数 字に点数が集中してしまった。

  人数のバランスが「下位に集中」というのが市川校の現状なので、全体の平 均点を落としてしまったのは残念だ。また一方で、たくさんのコメントを頂け たところからすれば、点数に見えない部分の人気が見えたというのが救いだ( 言い訳と言われればそれまでだ)。

  もう1つ、突き抜けるための何かが僕に求められている。ある小説の言葉を 借りれば「犬のノドを切って血を流す」ような(←もちろん比喩だ)呪術的な 力を獲得しなければならない。
  僕はそれを見つけるために努力を続けるし、その努力は「不惑」と呼ばれる 40歳になるまでに実る予定だ。もしそれが達成できなければ、この仕事は捨 てるし、そのときにこのHPも閉鎖する。そのときが来れば(来ない予定だが )僕はこの人生で最初の死を手に入れるのだ。


  それはともかく、興味深いコメントを引用する。

1、「深田恭子は好きですか?」
→授業との関連が全くないような・・・。特に好きじゃないです。とにかく、 デケーとしか思えない(思考停止の図)んですが。

2、「先生のHPはもっと知らせたほうがいいのでは?」
→あくまで授業が全てなので、ナカナカしつこく宣伝するわけにもいかないん だよな。頻パタTのアンケートがメチャクチャ悪かったんだけど、下位レベル であればあるほど、英語エッセイが勉強になると思います。お友達に宣伝して もらえますか?

3、「土俵の話! あれぜったい忘れませんよ(笑)」
→なんですか、それ? 全く記憶がない。教えてもらえませんか?

4、「質問をしたいけど、相手にされなさそうで出来ません」
→まず、最初の1歩を踏み出すことが全てです。実際に来ていただいた生徒様 は知っていると思いますが、意外に(爆)丁寧な対応というウワサです。

5、「最近、下ネタにキレがないです」(同内容他1件)
→本気だしていいかな? チーム、ニッポン! サムッ。


  呪術的な力を探すために授業へ。
  今日は遅刻者もなく、やりやすい。この流れなら、絵だ。絵を描くしかない 。

1、poke one's nose into 名詞(〜に首を突っ込む)

→「いいですかぁ? 日本語は首ですが、英語は鼻。さて、トリュフという土 中のキノコを探すブタがいます、たぶんフランスだったかな・・・」
トリュフを鼻で探すブタの絵。ポイントは尻尾。

  笑いをこらえるために窒息寸前になっている生徒様が2割ほどか。

2、the head of one near the rump of the other(注:oneとthe otherは2 頭の馬で、being省略の分詞構文)

→「ランプってのは、お尻ね。ランプ肉って言います。1頭の馬のお尻のそば に、もう1頭の馬の頭があるから・・・」
2頭の馬が並んで立っている絵。ポイントは耳。

  軽蔑の視線を投げかける生徒様が8割ほどか。


  どちらの絵も授業後に消さずに黒板に残しておいた。確認していないが、僕 が去ったあとに写メールで撮影する生徒様が続出した(はずがない)。
  こうやって呪術的な力を僕は手に入れようと努力している(が、無駄な努力 )。

  俺様は、俺様にしかできない至高の授業をどこまでも追うぜ!
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