予備校講師でわるかったな!





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118コマ終了! 8月30日
  無事に最終日を迎えられたことが嬉しくて早起きする。
  仕事量の調整という名の「減収」を引き受けたともいえる。そして市進夏講 前半のアンケートの不出来を別とすれば、つまり自分なりには良い授業ができ たとは思う(そういう問題ではないことは充分にわかった上で)。

  途中でコマ数の少ない期間を設けたことも良かったし、お盆後半にゆっくり と怠惰な日々を過ごせたことも良かった。また同時に、これでも「望まれる結 果」を出せなかったことは残念に思う。小さな変化(へんか)の中から大きな 変化(へんげ)を見つけることは、これから数年の僕の人生の課題になるだろ う。


  気分良く、昨日買っておいた倉木麻衣の新しいCDを聴く。新譜は2年ぶり になる。
  今の時代に2年も新曲を出さないのはナカナカの冒険ではある。彼女は僕よ り1回りくらい年下(→日本語の年齢の一回りとは12年を指すことが多い) で、僕とは違う悩みを抱えているのだろう。頑張ってほしいと思う。普通では ない才能があることは誰にでもわかる。飛びぬけた才能でないこともみんなが 知っている。だからこそ、もう1つの何かを見つけなければいけないのだ。

  ざっと聴いただけだと、1曲目(←これのサビが上のリンクページで流れてきます )と10曲目が良さそうだ。僕は音楽を「聴きこむことで良さを開拓するもの 」だと考えているから、これは最初の感想ということで。


  興味深いのは最後の大学別UBだった。
  昨日から本格的な長文読解に入っている。特に内容一致系統は予習が全てに なるので、そろそろ脱落者が出るころだ。そして、今日は最終日。

  みんな頑張った。よくやった。
  というのは全くウソで、3割以上の生徒様が欠席だった(笑)。昨日の最後 にやったK士舘大学の過去問演習が決め手になったのだろう。今まで何もやっ ていない生徒様がシッカリと授業を去るための引導を僕は渡したことになる。
  それが悪いことか? まさか。どんなに頭が悪くても、偏差値が30でも、 あがくから上の段階に行けるのだ。

  ゆるめない。
  全力で「予習解決能力の問題点を突く」授業を続行する。1コマ目が終わっ た時点で数%の生徒が「バックレ」する。興味もない。向上心のない者はバカ であり(←漱石の言葉です)、頭の悪い生徒様が受かるために予備校講師は全 力を尽くすべきだからだ。


  3人で飲みにいく。
  夏が終わったことを祝して乾杯する。キッチリと泥酔して帰宅し、シャワー を浴びて、それでもビールを開けて独りでも夏が終わったことを祝う。酔った 頭でこの日記を書いている。
  麻衣が唄っている。もう少し、何かを見つけるために頑張ってほしい。頑張 りたい。

  まあ、とりあえず休みます。
  再開する高校生活と受験勉強生活のバランスのとり方をうまく見つけてくだ さい(^_^)/
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