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方針のある私、方針のない(略) |
9月12日 |
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さてさて久しぶりの城南予備校だ。
授業前に校舎長の先生と少し話す。横浜校の夏の景気を聞いてみると生徒様激
増(ウソ。ホントはまずまずレベル)とのこと。それは良きニュースである。浪
人生が夏に増えたという話に爆笑させていただく。現役だけじゃなく、浪人まで
スタートが遅れているんだねえ。
それはともかく、講師が担当するクラスそのものも大事だが、全体が増えてこ
そ予備校は繁栄する。とにかく生徒が増えたことは歓迎材料だ。
「それって、社交辞令じゃないの?」
という関係者の反論は無視ね(笑)。
教室へ。↑の話はともかく、なかなか混雑している。
城南では「クラス変更」ではなく「成績によるクラス分け」が徹底しているか
ら、クラスのアップダウンが多い。
これはやはり――市進の関係者には悪いんだけど――良いことだと思う。クラ
スレベルの変更は生徒様の希望ではなく、現況に基づいて行われるべきである。
それはもちろん、志望校などを踏まえた「成績以外の要素でクラスレベルを決め
る」こともあると思う。しかし、現実の壁とはそういうものではない。たとえど
んな状況にあっても、力があるヤツは結果を出すし、結果が力であるのは世界の
原則だ(コイズミさんのことではない)。
IMはかなり教室が狭くなったような感じ。
1学期は男子が多くて困ったが、総数増加で女子も増えた。ヤル気が出るのう
・・・。
EXは多少減ったのだろうか。
選抜クラスで大教室というのはどうかと思うが、校舎事情もあるのだろう。
AL・CP。問題はここだ。
授業前にチューターから聞いたのは、「2学期からAL(国立系最上位)とC
P(私立系最上位)を分割しました。先生はCPなんですぅ」ということである
。それ自体はかまわない。私立最上位文法系の指導は得意なのだ。問題は、
だったらなんで事前に知らせないのだ?
ということだ。
僕は国立系の生徒様のことを考えて英作対策に添削用のプリントを準備してお
いたのだ。担当するブックAは文法系である。だから最上位の場合は「国立なら
英作文、私立なら問題処理能力」の強化を目指さなければならない。つまり矛盾
する2つのテーゼをクリアしなければいけない。
その対象になる生徒様たちが同じ教室にいるのなら、講師が工夫するしかない
。だから大嫌いなプリントを11回分も用意したのだ。テキストも授業依頼書も
「AL・CP」となっている。俺の(結果としてムダになった)予習時間に誰が
時給を払うんだ? 方針を持って授業準備をする俺がバカなのか?
頭に来たからかえって、授業は全てのクラスで楽しく進める。
どのクラスでも満面の笑顔(←偽善)というのは疲れたけどね。 |
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