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無能でありながら努力放棄 |
9月17日 |
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目覚めてみたら、メッキリ涼しくなっていた。
もう9月なのだ。セフテンバーなのだ。起き抜けに1曲歌ってみる。
♪すみれ、セフテンバーらば〜げいん
今夜は セプテンバーダンシング・・・
坂本龍一の『すみれセフテンバーラブ』という20年くらい前の唄である。歌
詞がうろ覚えなんだよな(題名にも自信がない)。ってか、こんなのもう誰も知
らないかねえ。
おバカなことをやってる場合じゃない。
今日は早くも「来年の市進のパンフのコメント」の締切日だ。例年より2ヶ月
くらい早い締切なのもすごいが、この依頼書が来たのは今週の月曜日。もう少し
早く送れよなあ。
何とか仕上げて(一昨日から真剣に考えていたのだ)校舎へ。
初顔合わせの講師の某先生と話す。
僕が城南にも勤めていることをご存知だという。予備校業界は狭い社会なので
、どこかで会ったことがあるのかもしれない。
この業界も12年目、市進では10年目、城南でも8年目だから、まあそれな
りに(中規模の予備校ばかりとはいえ)生き延びてきたほうだとは思う。特に市
進では問題児として名前を売ってきたので(←関係者爆笑禁止願)そういうこと
もあるのだろう。
まして今はネットで何でも調べられてしまう時代だから、どこかで彼にも僕の
情報が渡ったのかもしれない。まあいいや。
2コマ終えてサンドイッチを食べようとしたら珍しく質問や相談で行列ができ
る。悪い気分じゃない。でも、4コマの土曜日はできるだけ授業後に、とお願い
しておきますm(__)m
3コマ目のBクラスに行ったらクラス最低偏差値の生徒様が睡眠学習をなされ
ている。昨日に続いて凍らせてやろうと思って、
「あのさあ、偏差値32で寝るのか? 偏差値と志望校でも大声で読み上げてや
ろうか? 頭が悪いうえに努力すらできないのか?」
と全員に呼びかけたら、彼はお目覚め遊ばされる。
効果があったのかと思ったら連続授業の2コマ目にバックレ。やれやれ。名指
しで注意したわけじゃないし、むしろ適切な指導だと思うんだけどなあ。
それはともかく楽しく授業をやろうと思ったら教室の蛍光灯が切れている。
事務のお姉さんに「授業中でいいから変えてくれ」と頼む。スタッフとお姉さ
んが入ってきて交換してくれる。ところが、無闇やたらに騒音を立てる。なんだ
なんだ?
時期的にトーク中心の授業なので困る。しょうがないので、あまり必要のない
板書に移ってそのスキに交換作業の様子を見る。
すると、取り替えた古い蛍光灯をケース(割れないようにする薄いダンボール
みたいなアレ)にバイトのお姉さんが挿入する音だった。キュルキュルプシキー
、みたいな。
あのさ、それ、今まさに教室でやる必要ないじゃない? 今ここで大切なこと
は「何事もなかったかのように」交換して1秒でも早く教室を出ることじゃない
? 場所の空気って読めないの?
スタッフと彼女が去ったあとで生徒様に事情を説明し、うるさかったことを謝
罪する。ねえ、ああいう大人になっちゃダメだよ。音が立ってしまうのはかまわ
ない。でも、音が立たないように最善を尽くすのが仕事ってもんだよって。
授業を終えて講師室に戻り、そのバイトのお姉さんを特定( identify )して、
本人にきつく注意する。表情のない顔で彼女は謝罪する。別に悪いとも思ってい
ないんだろうし、何に対して僕が怒っているのかもわからないのだろう。わかろ
うともしないのだろう(もしわかっているならば、僕が講師室に戻った時点で謝
罪に自分から来るはずだ)。
いつものことだけど、そりゃあニートが増えるわけだよな(@_@)
自力で問題点を見つけて、解決への努力を払うから進歩できるってことすら知
らないんだもの。やれやれ。 |
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