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体調は戻らない。 |
9月19日 |
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9時間ほど眠った。いつもなら途中で一度は目覚めるのに、今日は何の記憶も
なく連続だった。
腸というより胃が痛いような気がする。
僕は胃痛に慣れていないので苦しくてしょうがない。
しかも苦しいのに腹が減る。不思議なことに僕は食欲不振ということが全くな
い人間なのでかえってつらい。胃が痛いのに何か食べなければならんのか・・・
と土鍋を出してオカユを作る。病人食だなあ。
それでも出勤の時間はやってくる。
校舎長と授業アンケートについての打ち合わせを約束しておいたので、いつも
より早く校舎に着かなければならない。
胃痛で電車のイスに座るのがこれほどつらいとは。痛みから逃げるために眠っ
てしまい、あぶなく横浜駅を乗り過ごすところだった。
今日は休日なので世間が混雑している。
軽く食事をしようと予定していた立ち食い風ソバ屋「R」は大混雑。時間が1
5分しかない(当然ながら逆算して行動している)。やむをえずゲロマズのカレ
ー屋「L」へ。期待にそぐわずマズイ。胃がつらいのにカレーか。しかもまずい
のか。
店を出て慌てて校舎に向かう途中で気がつく。コンビニでお握りと味噌汁でも
買えば良かったじゃないか。思考レベルが落ちているのだ。これはまずいな・・
・と思いながら打ち合わせへ。
今年もアンケートの数値がふるわなかったが、問題点はほぼ把握している。
校舎長の先生のご意見も同じだったので安心する。やはり「もう1つの大切な
何か」をつかみ損ねているのだ。頑張らないと。
城南の月曜日は授業ごとにクラスレベルが上がっていく。
平均偏差値50→60→70ということで、普段なら後半になるほどラクなの
だが、今日ばかりはしんどい。上位になるほどトーク勝負の授業になるから、そ
れだけ胃が痛む。3コマ目にいたっては、体内の水分不足(体調が悪いときは肝
臓がガンバルから水分が多く必要になるのだろう、たぶん)で声が出にくくなっ
てしまった。
クラクラしながら講師室に戻る。
城南の個人指導「コベッツ」の先生(大学生のアルバイトですね)が担当の生
徒様のことで相談に来る。もちろん僕の元教え子である。
あまりにも生徒様がオデキにならないのでどーすりゃいいかという具体的な話
である。僕も6年間にわたって個人指導をやったことがあるのでアドバイスをし
てあげる。どこに重点を置いて教えるか、小テストはどういうものにすればいい
か、どういう単語集を使わせるべきか・・・。
やはり食欲があるので牛肉の冷シャブと大葉(シソの葉)をニンニク味噌(も
ちろん自作だ)で食べる。秋の初めの大葉には夏の終わりの香りがする。なんと
なく土くさい。
この日記を書く前にベランダに出て月を見上げる。昨日が十五夜だから、今日
は十六夜(いざよい)の月なんだろうか。よくわからない。昨日よりちょっとだ
け欠けたような気がする。でも欠けない月がないように、戻らない体調もないの
だ。
後日付記:十六夜の記述、事実とゼンゼン違いました。知性の欠落の証拠。ハン
サムと引き換えですね。 |
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