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カラ元気 9月20日   校舎に着く。先週の今日に、今日の飲み会の約束をしておいた。   ＢＢＱ数学講師Ｃが言う。 「あれ？　体調悪いんじゃないすか？　今日はそれにかこつけて飲み会をキャン セルするつもりだったんですが？」   一瞬だけ強烈な殺意を感じるが許してやる。   僕の殺意を感じたのか、数分後のＣはこう言いやがる。 「あれ？　顔色悪いっすねえ？　嫁はまだ来ないんですか？　ははははは。それ で、今度の日曜はどうするんですか？　おれ、今夜はヤボ用で忙しいんすよ。は はははは」   習慣的に９時前に起床したが、胃痛は消えていない。   それでもやるべきことはやらねばならない。リーマンと違って、勤務時間が短 いのが救いだ。満員電車に乗る必要もない。   胃がおかしいから今日も老人食だ。   昨日の残りのオカユを食べ、仕事前にウドンを茹でる。遅めの夕方に出る必要 があるから、早起きしないと病院には行けない。しかしそれでも、授業をするだ けの体力は残っている。残してある。 Ｃ「夏のストレスでしょう」 Ｗ「キレるのが足りなかったんじゃないすか？」 Ｂ「とりあえず、今夜は飲みに行きましょう！」   周りの講師は言いたい放題である。弱者・年上・先輩をいたわる気持ちなどと いうのは予備校講師にはないのだ。ないよねえ。期待した僕が愚かなのだ。   ２コマ目のＣクラスでケッコウ真剣にキレる。 「だからあ、何度言えばわかるんだ？　述語動詞が１つしかないときに、過去完 了は使えない（注：小説のような描写は除く）だろうが。haveの構文を覚えてい るかどうか、そういう問題じゃねーんだよッ！」   いつも言うように（書くように）問題練習が足りないというだけの話である。 言われてわかっても意味はないのだ、受験においては。   空腹時に胃痛が悪化するようだ。   つまり胃酸の出すぎなのだろう。あるいはストレスの溜まりすぎなのだろう。 ということにして（笑）飲みにいく。   バカ話で盛り上がる。ストレスは飛んだけど、胃痛が飛んでくれるかどうか。 飲みにいっておいて休講は出せない。こうやって自分を追い詰めていくのも大切 だ（あくまで、たまには）。    これまでの日記はコチラ